特許
J-GLOBAL ID:200903044557846614

水素を用いた半硬式長期滞留飛行船

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-211943
公開番号(公開出願番号):特開平6-199290
出願日: 1992年07月01日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】成層圏に無線の中継基地を設置する場合、エネルギーの補充が最も大きな問題となる。地上からのマイクロ波送電が検討されているが、行動範囲が規制されたり、環境への影響等の問題が解決されていない。これらの問題を解消する飛行船を提供する。【構成】水素を用いた飛行船内にキール10を設置し、浮力用セル5を保持するネット7をキールに取り付け、エンベロープ2とセルとの間に空間を持たせた半硬式水素飛行船に太陽電池1をとりつけ、日中は其の電力を推進及び水の分解に利用し、産出した水素を浮力用セルに貯蔵する。夜間は水素エンジン9を動力とし、排気ガスは冷却し水分を取り出し、水は水タンク11に溜て電気分解用に利用し、排気は浮力用セルとエンベロープ間に放出し、水素と空気を分離し爆発を防ぐ。これにより長期間エネルギーの補充無しに無線の中継基地を維持する事が出来る。
請求項(抜粋):
水素を用いた飛行船のエンベロープ(2)内にキール(10)を設置し、キールの尾部にはフレーム(20)を取り付け、フレームにはエレベーター(18)及びラだー(19)をエンベロープの外部に固定する。浮力用セル(5)をネット又は紐(7)を介してキールに保持させる構造の半硬式飛行船。
IPC (2件):
B64B 1/06 ,  B64B 1/58
引用特許:
審査官引用 (3件)

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