特許
J-GLOBAL ID:200903044557847408

回動可能な人工心臓弁のための縫合リング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-508787
公開番号(公開出願番号):特表平11-513925
出願日: 1997年06月06日
公開日(公表日): 1999年11月30日
要約:
【要約】回動可能な人工心臓弁装置用の縫合リングは、布材により被覆されるリング部材を有する。布材の一部はリング部材の内部表面の一部を被覆する。少なくとも1個の突起物がリング部材の内部表面の上に形成され、縫合リングと心臓弁の間の布の圧縮の結果生じる回転に対する摩擦抵抗を軽減するようにする。従って、縫合リングに関する心臓弁の所望の回転は、布材の厚さの範囲にわたって確実にされる。
請求項(抜粋):
回動可能な人工心臓弁装置であって、 縦方向に貫通して延びる血流通路および外部表面を有する環状弁本体と、 上記環状弁本体の血流通路内に配設されて、該通路を通る血液の流れを間欠的に妨害するようにした少なくとも1個の咬合器と、 該弁本体の外部表面上に配設されかつその上で回動可能な縫合リングであって、 i) 内部表面、外部表面、基端、および遠方端を有するリング部材と、 ii) 該リング部材の上に配置されたニードル貫通可能な布被覆であって、該布の一部が該リング部材の該内部表面と該弁本体の該外部表面との間に挿入される、布被覆とを備える縫合リングと、 該リング部材の該内部表面上に形成される少なくとも1個の突起物であって、該突起物は、該リング部材の該内部表面と該弁本体の該外部表面との間の該布材の該一部を圧縮する縫合リング上の一つの表面を規定し、弁本体に関して該縫合リングを回転させるのに必要なトルクに影響を与える弁本体の外部表面とリング部材との間の構造はなく、ここで、布材がその間に挿入される該心臓弁本体および該リング部材の全表面が第1の表面領域として規定可能であり、更に、1個以上の該突起物からなる布圧縮表面が第2の表面領域として規定可能であり、該第2の表面領域が該第1の表面領域の20%以下である、回動可能な人工心臓弁装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-137051

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