特許
J-GLOBAL ID:200903044559221484

粘性材料の塗布装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石原 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-210958
公開番号(公開出願番号):特開平11-047656
出願日: 1997年08月05日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】 粘性材料の塗布状態から塗布を停止するとき、停止動作と同時に粘性材料の排出を停止させることができる粘性材料の塗布装置を提供する。【解決手段】 ボディ2内に嵌入されたピストンロッド1に、円周回りの溝5と、中心軸方向に一端がノズル側に開口し他端が前記溝5に連通する粘性材料通路6とを形成する。このピストンロッド1をシリンダにより前進させたときには、溝5とボディ2の半径方向に貫通した粘性材料供給路4との位置が一致するので、粘性材料はノズル7から排出されて塗布することができる。塗布停止時にはシリンダ8によりピストンロッド1を後退させると、粘性材料供給路4と溝5との接続が絶たれて粘性材料の供給が遮断すると共に、排出空間11の容積が増加することによるサックバック効果により粘性材料の排出は停止される。
請求項(抜粋):
円筒状に形成されたボディの一端にボディの内部空間に通じるノズルを取り付け、前記内部空間のノズル側に所定容積の排出空間を残して内部空間内にピストンロッドを嵌入し、ボディの半径方向に形成されて内部空間に貫通する粘性材料供給路から圧入された粘性材料を前記ピストンロッドを進退駆動させることにより、内部空間から前記ノズルを通して外部に排出させる塗布状態と、ノズルからの排出を停止させる塗布停止状態とに切り換える粘性材料の塗布装置において、前記ピストンロッドに、ピストンロッドが前進駆動された状態で前記粘性材料供給路に連通する円周回りの溝を形成すると共に、一端が前記ノズル側に開口し他端が前記溝に連通する粘性材料通路を形成し、前記ボディとピストンロッドとの間の摺動面を粘性材料の漏れが生じないような密着状態に形成したことを特徴とする粘性材料の塗布装置。

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