特許
J-GLOBAL ID:200903044564534911

ガラスの湾曲方法及びガラス湾曲用炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-320469
公開番号(公開出願番号):特開平7-277754
出願日: 1994年12月22日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【目的】 ガラス板を湾曲させるためガラス板の中心部と端縁との間に制御された温度差を発生させることが可能なガラス湾曲用炉を提供する。【構成】 湾曲する温度までガラス板20、21を加熱する複数個の主輻射加熱素子37を炉内に設ける。少なくとも1個の温度差加熱セクションS3、S4を設け、ガラス板に関し主輻射加熱素子と同一の側に、シールド35、45、115、125を温度差加熱セクションの加熱領域32、33、34に設ける。加熱素子からの輻射熱は強く加熱したいガラス板の第1選択部46に直接当たり、弱く加熱したい第2選択部47に指向する輻射熱はシールドに衝突して反射し、又は散乱して、第2選択部には指向せず、第1選択部に向かうから、ガラス板の中心部27と端縁22、23、24、25との間に温度差を発生させる。シールドの作用部の長さを炉の外部から調整できるようにするのが好適である。
請求項(抜粋):
ガラス板を湾曲させる炉であって、ガラス板(20、21)をその湾曲する温度まで加熱するための複数個の主輻射加熱素子(37)と、前記ガラス板が占めるべき位置に関し前記主輻射加熱素子と同一の側で前記炉内に配置され輻射熱を指向させる少なくとも1個のシールド(35、45、115、125)と、前記ガラス板を前記炉に通して前進させる輸送手段(52、53、54、55)とを具えるガラス湾曲用炉(1)において、前記主輻射加熱素子と前記シールドとを設けた少なくとも1個の温度差加熱帯域(S3、S4)を前記炉に設け、1個の主輻射加熱素子(37)によって前記シールドに最も近く位置する加熱素子を構成したことを特徴とするガラス湾曲用炉。

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