特許
J-GLOBAL ID:200903044570115530

流体噴射ノズル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-245091
公開番号(公開出願番号):特開平11-070347
出願日: 1997年09月10日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 流体流れの衝突による乱れが微粒化に大きく影響する現象に着目し、簡単な構成で流体を微粒化する流体噴射ノズルを提供する。【解決手段】 弁座31bに着座する当接部25bの環状のシート径をD<SB>S </SB>、オリフィスプレート32の対向面33におけるオリフィス間のピッチをD<SB>H </SB>、オリフィス32a、32bの径をd、弁座31bの当接部25bとの環状シート部から対向面33までの垂直距離をH、ニードル弁25のリフト時における先端面25aから対向面33までの距離をhとすると、1.5<D<SB>S </SB>/D<SB>H </SB><6、h<1.5d、H<4dを同時に満たしている。また、各オリフィスを中心として同一径の円を互いにほぼ接して確保できるように各オリフィスを配置している。これにより、燃料流れの内部エネルギーの減少を低減して燃料が各オリフィス上で衝突し、微粒化された噴霧となる。また、噴射先で噴霧が重なることを抑制することができる。
請求項(抜粋):
流体通路を形成する内壁面に弁座を設けたバルブボディと、前記弁座に環状に着座可能な当接部を有し、前記当接部が前記弁座から離座ならびに前記弁座に着座することにより前記流体通路を開閉する弁部材と、前記弁部材よりも流体下流側の前記バルブボディに取付けられるオリフィスプレートであって、板厚方向に貫通する複数のオリフィスを有するオリフィスプレートとを備え、前記オリフィスプレートの前記弁部材との対向面と、前記弁部材の下流側先端部において前記当接部の内周側に形成される先端面と、前記内壁面とで略円板状の流体室を形成する流体噴射ノズルであって、前記弁座に着座する前記当接部の環状のシート径をD<SB>S </SB>、前記対向面における前記オリフィス間のピッチをD<SB>H </SB>、前記オリフィスの径をd、前記弁座の前記当接部との環状シート部から前記対向面までの垂直距離をH、前記弁部材のリフト時における前記先端面から前記対向面までの距離をhとすると、1.5<D<SB>S </SB>/D<SB>H </SB><6、h<1.5d、H<4dを同時に満たすことを特徴とする流体噴射ノズル。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特許第3377004号

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