特許
J-GLOBAL ID:200903044575698851

オレフィン類の重合用多段法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野河 信太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-061977
公開番号(公開出願番号):特開2000-026534
出願日: 1999年03月09日
公開日(公表日): 2000年01月25日
要約:
【要約】【課題】 低キシレン可溶画分、広MWDを有するポリエチレンを得ること。【解決手段】 (A)1以上の反応器中で、(i)Ti及びVから選択され、MI -π結合を含有しない遷移金属MI化合物と、活性型Mgのハライドと、任意に電子供与体化合物とからなる固形成分と、(ii)アルキル-Al化合物と任意に電子供与体化合物との反応生成物からなる触媒の存在下で、エチレンと任意にα-オレフィンを重合させ、(B)(A)で得られた生成物を、(a)(A)の触媒を不活化できる化合物、(b)式(I)のジルコノセン化合物【化1】〔式中、R1 〜R6はC1 〜C20アルキル等、mは0〜2、nは0〜4、Xは水素等〕及び(c)任意に活性化助触媒と任意順序で接触させ、(C)1以上の反応器中(B)で得られたポリマーの存在下でエチレン及び任意の前記のオレフィンを重合させることからなる広MWDを有するポリマーを生成する多段法。
請求項(抜粋):
(A)1以上の反応器中で、(i)Ti及びVから選択され、MI -π結合を含有しない遷移金属MI の化合物と、活性型のMgのハライドと、任意に電子供与体化合物(内部供与体)とからなる固形成分と、(ii)アルキル-アルミニウム化合物と任意に電子供与体化合物(外部供与体)との反応生成物からなる触媒の存在下で、エチレンと任意にα-オレフィンを重合させ、(B)段階(A)で得られた生成物を、(a)段階(A)の触媒を不活化できる化合物、(b)式(I)のジルコノセン化合物【化1】〔式中、R1 、R2 、R3 及びR4は、互いに同一または異なって、水素、線状もしくは分枝状、飽和もしくは不飽和のC1 〜C20アルキル、C3 〜C20シクロアルキル、C6〜C20アリール、C7〜C20アルキルアリール及びC7 〜C20アリールアルキル基(これらは任意に1以上のSiまたはGe原子を含有)からなる基から選択され、またはそこでR1 、R2 、R3 及びR4の2つの置換分は4〜8の炭素原子の環を形成する)、R5 とR6は、互いに同一または異なって、線状もしくは分枝状、飽和もしくは不飽和のC1 〜C20アルキル、C3 〜C20シクロアルキル、C6〜C20アリール、C7〜C20アルキルアリール及びC7 〜C20アリールアルキル基(これらは任意にSiまたはGe原子を含む)、またはそこで同じインデニル基の1対の隣近R6 置換分は4〜8の炭素原子を有する環を形成する、mは0〜2の範囲の整数、nは0〜4の範囲の整数、Xは、互いに同一または異なって、水素、ハロゲン、-R、OR、-SR、-NR2 または-PR2 (Rは線状もしくは分枝状、飽和もしくは不飽和C1 〜C20アルキル、C3 〜C20シクロアルキル、C6〜C20アリール、C7〜C20アルキルアリール及びC7 〜C20アリールアルキル基(これらは任意に1以上のSiまたはGe原子を含有)および(c)任意に活性化助触媒と任意順序で接触させ、(C)1以上の反応器中、段階(B)で得られたポリマーの存在下でエチレンおよび任意の前記のオレフィンを重合させることからなり、広いMWDを有するポリマーを生成するため、エチレン、および任意に、3〜10の炭素原子からなる1以上のα-オレフィンの重合用多段法。
IPC (3件):
C08F 10/02 ,  C08F 4/634 ,  C08F 4/642
FI (3件):
C08F 10/02 ,  C08F 4/634 ,  C08F 4/642

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