特許
J-GLOBAL ID:200903044584920028

膨張弁の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-121076
公開番号(公開出願番号):特開2003-314907
出願日: 2002年04月23日
公開日(公表日): 2003年11月06日
要約:
【要約】【課題】 圧縮機の安全運転状態を保ちつつ低吸入過熱度運転を行う。【解決手段】 膨張弁開度演算部21は、第2温度センサ19からの吐出配管温度と第2圧力センサ20からの高圧圧力とに基づいて、現吐出過熱度を監視する。そして、第1設定加熱度よりも低い状態が所定秒以上継続すると吸入過熱度の目標値の値を所定値だけ高める一方、第2設定加熱度(>第1設定加熱度)よりも高くなると元の値に戻す。こうして、圧縮機11が湿り状態であることを的確に検知して目標値を安全な値に高めるため、常時目標値に安全度を持たせておく必要が無い。したがって、圧縮機11の安全運転状態を保ちつつ、低吸入過熱度運転を行うことが可能になる。その結果、水側熱交換器14の有効利用を図ることができ、水側熱交換器14の小型化や低コスト化、更には本空気調和装置の高効率化を図ることができる。
請求項(抜粋):
圧縮機(11),凝縮器(12),膨張弁(13)および蒸発器(14)を冷媒配管で環状に接続し、上記圧縮機(11)の吸入配管(15)に第1温度センサ(16)と第1圧力センサ(17)とを設け、上記第1温度センサ(16)で検出された温度と上記第1圧力センサ(17)で検出された圧力とに基づいて、上記圧縮機(11)の吸入過熱度が目標値(a)になるように上記膨張弁(13)の開度を制御する膨張弁の制御装置において、上記圧縮機(11)の吐出配管(18)に設けられると共に、吐出冷媒の温度を検出する第2温度センサ(19)と、上記圧縮機(11)の吐出配管(18)に設けられると共に、上記吐出冷媒の圧力を検出する第2圧力センサ(20)と、上記検出された吐出冷媒の温度と圧力とに基づいて上記圧縮機(11)の吐出過熱度を求め、この吐出過熱度に基づいて上記吸入過熱度の目標値(a)を修正する膨張弁開度演算手段(21)を備えたことを特徴とする膨張弁の制御装置。
IPC (2件):
F25B 1/00 304 ,  F24F 11/02 102
FI (2件):
F25B 1/00 304 Q ,  F24F 11/02 102 F
Fターム (5件):
3L060AA03 ,  3L060CC04 ,  3L060CC16 ,  3L060DD05 ,  3L060EE09
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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