特許
J-GLOBAL ID:200903044586333537

ポリウレタン塗膜材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-335706
公開番号(公開出願番号):特開平9-157590
出願日: 1995年12月01日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 指定化学物質である4,4’-メチレンービス(2-クロロアニリン)に代わる安全性の高い芳香族ポリアミン架橋剤を使用でき、速やかに硬化して耐熱性、耐候性に優れた塗膜が得られ、特に手塗り塗工に適した可使時間を保持することができる常温硬化型速硬化性ポリウレタン塗膜材の製造方法を提供する。【解決手段】 ビス(1-イソシアネート-1-メチルエチル)ベンゼンとポリオールとの反応によって得られるイソシアネート末端プレポリマーからなる主剤とジエチルトルエンジアミンからなる芳香族ポリアミン架橋剤、可塑剤および触媒を含有する硬化剤とを施工現場で混合し、塗工して硬化せしめる。硬化剤中の可塑剤の使用量を主剤プレポリマー100重量部に対して5〜100重量部とし、主剤中のプレポリマーのNCO基と硬化剤中の芳香族ポリアミンのNH2 基との当量比が0.8〜2.0となるように主剤と硬化剤とを混合する。
請求項(抜粋):
ポリイソシアネートを主成分とする主剤と、芳香族ポリアミン、可塑剤および触媒を含有する硬化剤とを、常温で混合、塗工し硬化せしめるポリウレタン塗膜材の製造方法において、a)、ポリイソシアネートとしてビス(1-イソシアネート-1-メチルエチル)ベンゼンとポリオールとの反応によって得られるイソシアネート末端プレポリマーを使用し、b)、芳香族ポリアミンの主成分としてジエチルトルエンジアミンを使用し、c)、可塑剤をイソシアネート末端プレポリマーの使用量100重量部に対し5〜100重量部使用し、d)、主剤と硬化剤とを、主材のイソシアネート基と硬化剤中の芳香族ポリアミンのアミノ基との当量比が0.8〜2.0となるように混合、塗工し硬化せしめることを特徴とする、可使時間を保持した常温硬化型ポリウレタン塗膜材の製造方法。
IPC (2件):
C09D175/12 PHN ,  C09D175/12 PHV
FI (2件):
C09D175/12 PHN ,  C09D175/12 PHV
引用特許:
審査官引用 (11件)
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