特許
J-GLOBAL ID:200903044587653870

ハイドロタルサイトの脱炭酸イオンによる、イオン交換性のある陰イオンを有する層状複水酸化物の製造方法およびその用途

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-067514
公開番号(公開出願番号):特開2005-255441
出願日: 2004年03月10日
公開日(公表日): 2005年09月22日
要約:
【課題】難イオン交換性の炭酸イオンを層間に含むハイドロタルサイトないしその類似化合物から、簡単で温和な化学的手法によって、交換が容易な陰イオン(例えば、硝酸イオン、塩素イオンなど)を含む層状複水酸化物を、粒径や均一性に変化を及ぼすことなく得るための、実用性に富んだ極めて簡便な化学的合成手法を提供する。【解決手段】脱炭酸イオンの作用は低いが、ハイドロタルサイトの粒径や外形、均一性が変化しない程度の希薄な塩酸を用い、その系に中性の塩酸塩(たとえば、塩化ナトリウムなど)を添加し、室温で作用させる。【選択図】図4-1
請求項(抜粋):
一般式;MxN (OH)z(CO32-)0.5・nH2O(式中、xは、1.8≦x≦4.2の数値範囲を示す。zは、2(x+1) を示す。M は、2価の金属イオン。Nは、3価の金属イオン。nは、環境の湿度に より変化するが、ほぼ2)で表される組成を有し、ハイドロタルサイトに類似した構造を有する炭酸イオンを含む層状複水酸化物に、プロトン性の酸と陰イオン(X)の塩を含む 混合水溶液を接触させて陰イオン交換を行い、層状複水酸化物中の炭酸イオンを水溶液に溶離し、溶離した層状複水酸化物中の炭酸イオンサイトに陰イオン(X)を導入し、一般 式;MxN (OH)z(X)・nH2O(式中、xは、1.8≦x≦4.2の数値範囲を示す。zは、2(x+1) を示す。M は、2価の金属イオン。Nは、3価の金属イオン。nは、環境の湿度により変化するが、ほぼ2)で表される組成を有する陰イオン交換性に富む層状複水酸化物を生成させることを特徴とする、陰イオン交換性層状複水酸化物の製造方法。
IPC (6件):
C01F7/00 ,  B01J20/08 ,  C01F7/56 ,  C08F2/44 ,  C08K9/04 ,  C08L101/00
FI (6件):
C01F7/00 C ,  B01J20/08 A ,  C01F7/56 Z ,  C08F2/44 A ,  C08K9/04 ,  C08L101/00
Fターム (24件):
4G066AA16B ,  4G066AA20B ,  4G066AA66B ,  4G066CA35 ,  4G066DA01 ,  4G076AA10 ,  4G076AB06 ,  4G076AB09 ,  4G076BA11 ,  4G076BB01 ,  4G076BC10 ,  4G076BD02 ,  4G076CA02 ,  4G076CA22 ,  4G076CA33 ,  4G076DA25 ,  4J002AA001 ,  4J002DE286 ,  4J002FA116 ,  4J002FB266 ,  4J002FD016 ,  4J011PB08 ,  4J011PB22 ,  4J011PC02
引用特許:
審査官引用 (2件)

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