特許

J-GLOBAL ID：200903044588544080

4輪駆動車のトルク分配制御装置

発明者： 星野 明良
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 牧野 剛博 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-359051
公開番号（公開出願番号）：特開平5-178108
出願日： 1991年12月27日
公開日（公表日）： 1993年07月20日
要約：

【要約】【目的】 4輪駆動車において、駆動、被駆動の切換わりによる駆動系のがた打ち音を低減すると共に、前後輪の駆動力分配が急変することによって運転者が違和感を覚えるのを防止する。【構成】 エンジン低負荷時に、前後輪へのトルク分配を制御するためのセンタデフクラッチの締結力を増加すると共に、その締結力の増加度合をエンジン負荷の減少度合に応じて、減少度合が大きいときには大きく、小さいときには小さく制御する。更に、エンジン負荷上昇後所定期間この高められた締結力を維持する。

請求項（抜粋）：

エンジンからのトルクを前後輪にそれぞれ伝達するトルク伝達経路内に、摩擦係合手段が設けられ、この摩擦係合手段の締結力を変更制御して前後輪へのトルク分配率を制御する4輪駆動車のトルク分配制御装置において、エンジン負荷を検出する手段と、該エンジン負荷の減少度合を求める手段と、エンジン低負荷時に前記摩擦係合手段の締結力を増大すると共に、該増大の度合を、前記エンジン負荷の減少度合が大きいときには大きく、小さいときには小さく制御する手段と、該高締結力状態をエンジン負荷が上昇後も所定期間維持しておく手段と、を備えたことを特徴とする4輪駆動車のトルク分配制御装置。