特許
J-GLOBAL ID:200903044589958660

BOD測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-205324
公開番号(公開出願番号):特開平5-045352
出願日: 1991年08月16日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】懸濁物質由来の有機物のBODと、溶存有機物の高分子量の溶存有機物由来のBODとを計測可能とし、公定法BOD5 値との相関性と測定精度を高める。【構成】装置系の試料水流路に、試料水にオゾンを吹き込む前処理装置を用いることにより、試料水中の懸濁物質が可溶化処理されるとともに、高分子量の溶存有機物も低分子量に変わり、微生物センサの微生物に資化されやすくすることができ、懸濁性有機物由来のBODの計測とともに、これまで、微生物センサでは、公定法のBOD5 値より低く計測されていた溶存態の高分子量の有機物も、BOD5 値と近似した値として測定可能となり、公定法との相関性および測定精度が向上する。
請求項(抜粋):
試料水中の有機物を生物化学的に分解する微生物を保持した固定化微生物膜と試料水中の溶存酸素量を測定する溶存酸素検出器とを組み合わせた微生物センサにより試料水中のBODを測定する装置において、試料水を採取し貯留する採水装置と、この試料水を導入しオゾンを用いて試料水を酸化処理する前処理装置と、微生物センサの固定化微生物膜の溶存酸素検出器側の面に常に緩衝溶液を循環させる緩衝溶液循環装置と、微生物センサの出力信号の演算処理と本測定装置の運転を制御する演算・制御回路とを備えることを特徴とするBOD測定装置。
IPC (2件):
G01N 33/18 105 ,  G01N 27/416

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