特許
J-GLOBAL ID:200903044590856501

計算機システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-266527
公開番号(公開出願番号):特開平5-108582
出願日: 1991年10月15日
公開日(公表日): 1993年04月30日
要約:
【要約】【目的】 ネットワーク環境におけるプリント出力を効率的に分散し、プリント出力資源を有効に利用できるようにする。【構成】 プリント出力装置を有する複数の計算機が通信路を介して接続された計算機システムにおいて、コマンド処理部102が利用者により入力されたコマンドを処理し、送受信データ処理部104がネットワーク上の他計算機からの出力要求を受け付ける。プリント要求受付部105がコマンド処理部102および送受信データ処理部104からの呼び出しに応じて出力データの格納を行い、プリント処理部106が自計算機のプリント出力装置の負荷の状態と、利用者の指定した条件とにより出力先を決定し、データを送信してプリントを行わせる。
請求項(抜粋):
コマンド入力装置、プリント出力装置、および出力要求データ格納ファイルを有する複数の計算機が通信路を介して接続され、複数の前記計算機それぞれに、データの送受信を制御する通信制御部と、この通信制御部からのデータを解析し対応するプログラムにしたがってデータを処理する送受信データ処理部と、前記コマンド入力装置からのコマンドを解析し対応するプログラム処理を実行するコマンド処理部と、前記送受信データ処理部および前記コマンド処理部の要求により前記出力要求データ格納ファイルに出力データおよび出力情報を格納するプリント要求受付部と、前記出力要求データ格納ファイルとのデータの入出力制御を行うファイル入出力制御部と、前記出力要求データ格納ファイルの作成および削除を行うファイル処理部と、前記プリント出力装置にデータを出力するプリント出力部とを備えた計算機システムにおいて、出力要求が自計算機または他計算機に対するものであるか否かを判断して前記プリント出力部または前記送受信データ処理部を起動する手段、および他計算機への出力要求のときにそのプリント出力装置の出力待ちエントリ数が一定値以上であるか否かを判定し、一定値以上であれば別の計算機にデータを転送する手段を含むプリント処理部を備えたことを特徴とする計算機システム。

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