特許

J-GLOBAL ID：200903044599377789

多段階降伏耐震要素

発明者： 丹羽 直幹
出願人/特許権者： 鹿島建設株式会社
代理人 (1件)： 久門 知 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-101022
公開番号（公開出願番号）：特開平9-287315
出願日： 1996年04月23日
公開日（公表日）： 1997年11月04日
要約：

【要約】【課題】 スパンや階高の均等な構造物が、地震により水平力を受けた場合、部材が標準化されていることに起因する、同一層の全梁が同時に降伏し層間変形が急激に増加することを抑制する多段階降伏耐震要素を提供する。【解決手段】 スパンや階高が均等なラーメン構造物に於いて、該構造物が地震により水平力を受けた場合、同一層の梁が同時に降伏しようとする前後で、段階的に順に降伏するよう多段に設ける多段階降伏耐震要素であり、V型ブレースの頭部または梁に、順に厚さの異なる複数枚の鋼板を取着し、該鋼板を取着しない側に、前記鋼板との間に空隙を設けた受け部材を取着し、前記ブレースと梁を自由接合する構造とするか、構造物の柱、梁架構が高さ方向に伸びて形成する列の複数列に、鋼板パネルを取着し、該パネルは同一列に属する毎に縦横比が異なるように形成して多段階降伏耐震要素を構成する。

請求項（抜粋）：

多段階降伏耐震要素であり、スパンや階高が均等なラーメン構造物に於いて、該構造物が地震により水平力を受けた場合、同一層の梁が同時に降伏しようとする前後で、段階的に順に降伏するよう多段に設けてなることを特徴とした多段階降伏耐震要素。

IPC (6件)：

E04H 9/02 301 ,  E04B 2/56 643 ,  E04B 2/56 651 ,  E04B 2/56 652 ,  F16F 7/12 ,  F16F 15/02

FI (6件)：

E04H 9/02 301 ,  E04B 2/56 643 A ,  E04B 2/56 651 D ,  E04B 2/56 652 T ,  F16F 7/12 ,  F16F 15/02 K