特許
J-GLOBAL ID:200903044610777212

レシオメトリック出力型発熱抵抗体式空気流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-184533
公開番号(公開出願番号):特開2000-018989
出願日: 1998年06月30日
公開日(公表日): 2000年01月21日
要約:
【要約】【課題】発熱抵抗体に流れる電流による接地電位の変化に関係なく高精度の空気流量測定が可能なレシオメトリック出力型発熱抵抗体式空気流量計を実現する。【解決手段】レシオメトリック回路10は外部基準電圧Vrefを分圧する分圧回路と乗算回路11とを備え分圧回路は固定抵抗3及び4からなる。抵抗3は抵抗4を介して接地され、乗算回路11の一方の入力端子にはオペアンプ61の出力信号Voが入力され、乗算回路11の他方の出力端子には固定抵抗3と4とにより分圧された電圧Vexが入力され、乗算回路11の出力信号VoutがECU20に出力される。補正用抵抗6は固定抵抗4と電流検出抵抗1との接続点に接続され、補正用抵抗6は配線抵抗5を介して接地される。この補正抵抗6により、グランド配線による電圧降下が補正され、発熱抵抗体2に流れる加熱電流Iaに関係なく乗算回路11の入力(Vex-Vg)が一定となる。接地電位の変化に関係なく高精度の空気流量測定が可能となる。
請求項(抜粋):
空気通路中に配置された発熱抵抗体に加熱電流を供給して、上記発熱抵抗体を所定温度に加熱し、上記加熱電流に基づいて検出した空気流量信号Voを、外部基準電圧Vrefに比例させた信号に変換して出力するレシオメトリック回路を有するレシオメトリック出力型発熱抵抗体式空気流量計において、上記流量計に流れる電流がこの流量計のグランド配線を流れて発生する、上記レシオメトリック回路の変換誤差を補正する補正回路を備えることを特徴とするレシオメトリック出力型発熱抵抗体式空気流量計。
Fターム (3件):
2F035AA02 ,  2F035EA04 ,  2F035EA09

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