特許
J-GLOBAL ID:200903044619564858
鉄系スクラップの溶解方法および装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
秋沢 政光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-051305
公開番号(公開出願番号):特開平11-229026
出願日: 1998年02月18日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 溝型誘導加熱装置を備えた溶鉄貯蔵容器を用い、炭素の供給源としての溶銑の補充を減らし、連続して鉄系スクラップを溶解することを可能とする。【解決手段】 溝型誘導加熱装置2を備えた溶鉄貯蔵容器1に鉄系スクラップを投入して溶解する際、粉状または粒状の炭材を鉄浴3中に吹き込むことにより溶鉄中の炭素濃度を高位に維持しながら誘導加熱して鉄系スクラップを溶解する。炭材としては、コークスまたは石炭を用いることができるが、安価な石炭の使用が好ましい。炭材を吹き込むキャリアガスとしては、不活性ガスを用いる。溶鉄貯蔵容器1には、炭材を吹き込むために、鉄浴3に浸漬しない壁面に貫通孔を有し、貫通孔から挿入し、先端を鉄浴3内に浸漬して炭材を吹き込む耐火物ランス4または消耗型パイプ5を備える。
請求項(抜粋):
溝型誘導加熱装置を備えた溶鉄貯蔵容器に鉄系スクラップを投入して溶解する際、粉状または粒状の炭材を鉄浴中に吹き込むことにより溶鉄中の炭素濃度を高位に維持しながら誘導加熱して鉄系スクラップを溶解することを特徴とする鉄系スクラップの溶解方法。
IPC (3件):
C21C 5/52
, C21B 11/10
, F27B 3/08
FI (3件):
C21C 5/52
, C21B 11/10
, F27B 3/08
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