特許
J-GLOBAL ID:200903044634610416
適応ノイズキャンセラ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-324112
公開番号(公開出願番号):特開平11-164389
出願日: 1997年11月26日
公開日(公表日): 1999年06月18日
要約:
【要約】【課題】 目的とする主音源方向の追尾と雑音源成分の追尾を同時に行うことができる適応ノイズキャンセラ装置を提供することを目的とする。【解決手段】 マイクロホン対であるマイク入力M1,M2に対し、2組のGSC(Griffith-Jimのサイドローブキャンセラ)を並列に結合させ、1方のGSCは主音源方向に最大感度を追尾させ、もう1方のGSCには主たる雑音源方向に最大感度を追尾させる構造とすることにより、マイクロホン対の入力において、目的信号を追尾して最大感度を向け続けながら、同時に主雑音方向へ死角を向け続けることを可能とした。
請求項(抜粋):
複数マイクロホンアレーを用いた適応ノイズキャンセラ装置であって、一対のマイクロホン入力を共有する2つのGriffith-Jim型サイドローブキャンセラを各々目的信号方向と雑音信号方向に追尾させ、目的信号を追尾するGriffith-Jim型サイドローブキャンセラに内蔵される適応フィルタの伝達関数から雑音信号を追尾するGriffith-Jim型サイドローブキャンセラの入力遅延時間を推定し、雑音信号を追尾するGriffith-Jim型サイドローブキャンセラに内蔵される適応フィルタの伝達関数から目的信号を追尾するGriffith-Jim型サイドローブキャンセラの入力遅延時間を推定して、前記適応フィルタの適応動作に合わせて前記遅延時間の適応収束制御を行う手段と、前記目的信号を追尾するGriffith-Jim型サイドローブキャンセラに後置された音声コーデックによる音声検知機能により、音声入力期間には雑音信号を追尾するGriffith-Jim型サイドローブキャンセラの適応動作を停止させ、雑音入力期間には目的信号を追尾するGriffith-Jim型サイドローブキャンセラの適応動作を停止させることによって信号追尾のはずれを防止する手段とを備えたことを特徴とする適応ノイズキャンセラ装置。
IPC (3件):
H04R 3/02
, H04B 3/23
, H04M 1/60
FI (3件):
H04R 3/02
, H04B 3/23
, H04M 1/60 C
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