特許
J-GLOBAL ID:200903044638590428
車両用ブレーキ制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-308826
公開番号(公開出願番号):特開平11-139297
出願日: 1997年11月11日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 ブレーキの好適な操作フィーリングを発生させると同時に、電動ブレーキを正確に且つ速やかに作動させることができ、さらに、電気系統失陥時にも適正なブレーキ動作を可能にする車両用ブレーキ制御装置を得る。【解決手段】 電気系統の正常動作時には、ブレーキ操作に応じてマスタシリンダ13が出力する油圧をブレーキ操作検出ユニット17に受容させ、該ブレーキ操作検出ユニット17から出力されるブレーキ操作に応じた信号に基づいてブレーキユニット15の電動アクチュエータ152を制御することで制動動作を行わせ、電気系統の失陥時には、マスタシリンダ13の出力する油圧を直接ブレーキユニット15の油圧駆動部151に供給してブレーキユニット15を油圧により動作させる。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作に応じて油圧を発生するマスタシリンダと、駆動源として油圧駆動部と電動アクチュエータとを備えて油圧又は電動力で作動するブレーキユニットと、前記マスタシリンダの出力する油圧からブレーキ操作状態を検出し、ブレーキ操作状態に応じた信号を出力するブレーキ操作検出ユニットと、前記マスタシリンダの出力する油圧を前記ブレーキ操作検出ユニットに導く油路を開閉するセンサー用電磁弁と、前記マスタシリンダの出力する油圧を前記油圧駆動部に導く油路を開閉する駆動部用電磁弁と、前記ブレーキユニット、前記センサー用電磁弁、前記駆動部用電磁弁の動作を制御するコントロール・ユニットとを備え、前記ブレーキ操作検出ユニットは、マスタシリンダの液圧が導入される入力室と、オリフィスを介して前記入力室と連通する容積可変室と、該容積可変室内で摺動するピストンと、前記容積可変室の容積を減少する方向に前記ピストンを付勢するスプリングと、前記入力室と前記容積可変室の液圧をそれぞれ検出する第1、第2圧力センサーとを有し、前記コントロール・ユニットは、前記第1、第2圧力センサーからの信号を受けて前記電動アクチュエータを制御することを特徴とする車両用ブレーキ制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
前のページに戻る