特許
J-GLOBAL ID:200903044639821300

穴明け工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-185316
公開番号(公開出願番号):特開平7-040119
出願日: 1993年07月27日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【構成】 工具本体1の先端外周側の長さL1の第1切刃4の内周にシンニング面5が形成されて、1.3×L1〜3.0×L1の長さL2を有する第2切刃6が形成されている。また、切屑排出溝2の終端2eから先端側に、第1切刃4の外径Dに対して1×D〜5×Dの距離範囲内の部位Pよりも基端側の部分では、芯厚tが基端側に向けて漸次増大される一方、これよりも先端側では芯厚tは外径Dに対して0.25×D〜0.30×Dの範囲内の一定値t1に形成されている。さらに、工具本体1の先端から外径Dに対して5×D〜10×Dの距離範囲内の部位Qよりも基端側の部分では、切屑排出溝2が工具回転方向側に広げられて溝幅が拡幅されている。【効果】 L/D=10以上となるような深穴加工においても良好な加工精度を得ることができるとともに、切屑の円滑な排出が可能となる。
請求項(抜粋):
軸線回りに回転される工具本体の外周に工具基端側に向けて切屑排出溝が形成され、これらの切屑排出溝の工具回転方向を向く壁面と上記工具本体の先端逃げ面との交差稜線部の外周側には、その外周端から内周側に向けて直線状に延びる第1切刃が形成されるとともに、上記交差稜線部の内周側にはシンニング面が形成されていて、このシンニング面と上記先端逃げ面との稜線部には、上記第1切刃の内周端に連なって上記工具本体先端の工具回転中心に向けて直線状に延び、かつ該第1切刃の長さL1に対して1.3×L1〜3.0×L1の長さL2を有する第2切刃が形成されていることを特徴とする穴明け工具。

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