特許

J-GLOBAL ID：200903044645834529

光通信システム、光受信器および光通信方法

発明者： 武村 伸之
出願人/特許権者： 三菱電機株式会社
代理人 (1件)： 高田 守 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-176020
公開番号（公開出願番号）：特開2001-007767
出願日： 1999年06月22日
公開日（公表日）： 2001年01月12日
要約：

【要約】【課題】 波長多重伝送用光通信システムにおいて、各波長の光信号の出力をフィードバック制御するための専用の光分岐器を必要とせず、さらに波長多重数分の光・電気変換変換器を必要としない低コストでかつ光送信器を小型化することのできる光通信システム、光受信器および光通信方法を提供する。【解決手段】 光受信器側の光分岐器で運用中のポートに分波された光信号を受信させ、空いたポートに漏話光信号を受信して監視させることにより、光信号の出力をフィードバック制御するための光分岐器を光受信回路側の部品と共用することができるので、全体として光通信システムのコストを低減させ、光送信器を小型化することができる。

請求項（抜粋）：

光送信器から光受信器へ波長が異なる複数の信号が多重化された波長多重光信号を伝送する光通信システムであって、前記光受信器は、前記光送信器から伝送された波長多重光信号を波長ごとに分波して運用中のポートに出力する光分波部と、前記光分波部の運用中のポートに接続され、分波された光信号を受信する光受信回路部と、前記光分波部の運用中のポートとは異なるポートに接続され、前記光受信回路部へ分波された光信号の長波長側の漏話光を入力して電気信号へ変換する長波長側の光・電気変換回路部と、前記光分波部の運用中のポートとは異なるポートに接続され、前記光受信回路部へ分波された光信号の短波長側の漏話光を入力して電気信号へ変換する短波長側の光・電気変換回路部と、前記長波長側の光・電気変換回路部により変換された信号の出力および前記短波長側の光・電気変換回路部により変換された信号の出力が共に増減した場合、前記光受信回路部へ分波された波長の信号出力が増減したものと判断して判断結果の制御信号を出力する制御回路部とを備え、前記光送信器は、前記制御回路部から出力された制御信号が、前記光受信回路部へ分波された波長の信号出力の増加を示す場合は光受信器へ伝送する光信号の出力を減少させ、前記光受信回路部へ分波された波長の信号出力の減少を示す場合は光受信器へ伝送する光信号の出力を増加させることを特徴とする光通信システム。

IPC (6件)：

H04B 10/14 ,  H04B 10/06 ,  H04B 10/04 ,  G02B 6/12 ,  H04J 14/00 ,  H04J 14/02

FI (3件)：

H04B 9/00 S ,  G02B 6/12 F ,  H04B 9/00 E

Fターム (12件)：

2H047LA18 ,  2H047RA00 ,  5K002AA01 ,  5K002AA03 ,  5K002BA04 ,  5K002BA05 ,  5K002CA05 ,  5K002CA09 ,  5K002DA02 ,  5K002EA05 ,  5K002FA01 ,  5K002GA03