特許
J-GLOBAL ID:200903044647069501
電子スチルカメラのストロボ撮影システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井ノ口 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-140065
公開番号(公開出願番号):特開平5-308567
出願日: 1992年05月01日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 電子スチルカメラのストロボ撮影システムにおいて、近距離から遠距離までの広い範囲に渡って正確に絞りを設定することにより、広い範囲に渡って露出誤差の少ないストロボ撮影ができ、しかも、被写体までの距離に応じてガイドナンバーを切換え可能にすることにより、マクロから遠距離までのさらに広い範囲のストロボ撮影を可能にする。【構成】 CPU9はストロボ撮影の操作がされた場合、まず、充電回路28の充電完了を確認した後に、オート・アイリス・コントロール回路10aにより現在の絞りの値を読み取る。そして、予定している開放値またはそれに近い範囲に入っているならば、AF動作を起動し、合焦した場合にはパルス数より適正なF値を算出する。そしてパルス数よりストロボガイドナンバーを設定する。すなわち距離が大きければガイドナンバー切換回路25に切換信号を出力する。算出した絞り値に固定した後、レリーズオンによりストロボ撮影が行われる。
請求項(抜粋):
ストロボ発光管と、前記ストロボ発光管の発光を起動し、発光量が適正量になったとき、発光を停止させる発光制御部と、絞りを制御し、制御した絞り情報を出力する絞り制御部と、焦点調節用レンズを合焦位置になるように制御し、合焦時の距離情報を出力する合焦制御部と、シャッタ速度を制御するシャッタ制御部と、前記絞り制御部により現在の絞り値を読み出し、その絞り値が、予め予定している開放絞りまたは開放値に近い絞り値の範囲内であるか否かを判断し、前記範囲内に入っていない場合は、前記シャッタ制御部によりシャッタ速度をより速い速度に変更して前記絞り値を設定し直し、再度絞り値を前記範囲内に入っているか否かを判断し、前記範囲内に入った場合は、前記合焦制御部により合焦動作を行わせ、その結果、合焦が不能であるときはその旨を表示して前記合焦制御部および絞り制御部により焦点距離および絞り値を所定値に設定し、合焦したときは前記合焦制御部より合焦位置の距離情報を得て適正絞り値を算出しその算出した値に絞りを設定し、その後に、前記発光制御部によりストロボ発光制御を行わせる制御手段と、から構成したことを特徴とする電子スチルカメラのストロボ撮影システム。
IPC (4件):
H04N 5/238
, G03B 7/095
, G03B 7/16
, G03B 15/05
前のページに戻る