特許
J-GLOBAL ID:200903044651585441

ディスクブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-334998
公開番号(公開出願番号):特開平5-170064
出願日: 1991年12月18日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 鉄道車両用多板式ディスクブレーキ装置において、(1)ディスクブレーキ装置と駆動装置とを分離して設計・製作できるようにする。(2)円筒状本体から十分な熱の放散ができるようにする。(3)圧力流体供給配管を取付けた後の装置の全長の短縮を図る。(4)ブレーキ作動時にステータに加わる荷重の分布を均一化する。(5)ディスクの破損が生じないようにする。【構成】 (1)中空筒状スプライン軸を駆動軸とは別に設け、組立時に駆動軸に圧入する(図参照)。(2)本体外周部に冷却フィンを設ける。(3)圧力流体供給口をシリンダふたの側部に設ける。(4)ピストンとステータとの間に高剛性の均一荷重板を介装する。(5)棒状ガイドのピッチ円の半径よりステータ外周半径を十分大きくする。
請求項(抜粋):
円筒状をなし駆動装置本体に取付けられるディスクブレーキ本体、同ディスクブレーキ本体の一部をなし前記駆動装置本体側に位置する端板、同ディスクブレーキ本体の内側に形成されたスプライン、同スプラインに嵌め込まれて回転を拘束されながら同スプラインに沿って移動する複数のステータ、前記駆動装置本体から前記ディスクブレーキ装置本体内へ突出する駆動軸に連なる部分の外側に形成されたスプライン、前記ステータの間に位置するよう同スプラインに嵌め込まれ前記駆動軸と共に回転しながら同スプラインに沿って移動する複数のロータ、ディスクブレーキ装置本体の前記駆動装置の反対側に取付けられたシリンダふた、同シリンダふたの前記ディスクブレーキ装置本体側に設けられた複数個のシリンダ、および同シリンダに嵌装され圧力流体によって前記ステータとロータとを前記端板の方へ押すピストンを備えたディスクブレーキ装置において、円筒状をなしその外側にロータが嵌装されるスプラインを有しその内側に中空部を残して前記駆動軸の端部に圧入されるスプライン軸を備えたことを特徴とするディスクブレーキ装置。
IPC (3件):
B60T 1/06 ,  B61H 5/00 ,  F16D 55/40

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