特許
J-GLOBAL ID:200903044651815854

圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-293594
公開番号(公開出願番号):特開平9-112453
出願日: 1995年10月16日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 インジェクション機構を有する圧縮機において、インジェクション通路を形成するための取り付けや加工の手間を軽減し、かつ十分な気密性を確保する。【解決手段】 ハウジング11内に固定した固定スクロール42と、上記ハウジング11内に回転可能に設けた可動スクロール41の対向面に突設した渦巻状羽根部材421、411の間に圧縮室43を形成する。ハウジング11壁には、上記圧縮室43に冷媒を噴射するインジェクション通路7となる管状部17を鋳造成形により一体に設け、該インジェクション通路7に対向する固定スクロール42壁に圧縮室43に連通するインジェクション孔46を形成する。管状部17と固定スクロール42間には、クリアランス調整用のシム8を設け、該シム8を介してこれら部材を密接せしめる。シム8は、上記管状部17および上記インジェクション孔46に連通する通孔81を有し、管状部17にはOリング73を介して冷媒供給路に連結する筒状ジョイント部材71を挿通固定する。
請求項(抜粋):
ハウジング内に固定した固定スクロールと、上記ハウジング内に回転可能に設けた可動スクロールを有し、これら固定スクロールおよび可動スクロールの対向面に突設した渦巻状羽根部材の間に圧縮室を形成するとともに、該圧縮室に冷媒を噴射するインジェクション通路を設けた圧縮機において、上記ハウジング壁に、内部を上記インジェクション通路とする管状部を鋳造成形により一体に設け、上記インジェクション通路に対向する上記固定スクロール壁に上記圧縮室に連通するインジェクション孔を形成するとともに、上記管状部と上記固定スクロールの間に、上記インジェクション通路および上記インジェクション孔に連通する通孔を有するクリアランス調整用のシムを設けて、これら管状部と固定スクロールとを該シムを介して密接せしめ、かつ上記管状部に冷媒供給路に連結する筒状ジョイント部材をシール部材を介して固定したことを特徴とする圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02
FI (2件):
F04C 18/02 311 P ,  F04C 18/02 311 Q

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