特許
J-GLOBAL ID:200903044651926630

円管の密閉連結方法と密閉継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹沢 荘一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-304778
公開番号(公開出願番号):特開平10-141564
出願日: 1996年11月15日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 特別な器具や道具を使用することなく、円管同士を密閉連結する。【解決手段】 柔軟で伸縮性の高い可撓性の円筒状嵌合部3aと、円筒状嵌合部3aの先端3bが、円管1、2の拡径突条1cに、軸線に沿った進入方向には移動不可能に係合して、その先端3bの移動が抑制された状態で、先端3bより後方の円筒状嵌合部3aを、円管1、2に挿入するべく進入方向に押し進めて、円筒状嵌合部3aを軸線方向に圧縮したとき、円筒状嵌合部3aの適所を拡径方向に屈曲させて、円筒状嵌合部3aを折り返す折目を形成するための、軸線方向に円管係合部3aの肉厚を偏肉させて薄肉とした折り返し用薄肉環状部3cとを設ける。
請求項(抜粋):
柔軟で伸縮性の高い可撓性の筒状嵌合部の先端を、その先端の径よりも大径の被連結円管の拡径部に、被連結円管の軸線方向の端部から奥に向けて移動不可能に係合させる段階と、先端が被連結円管の拡径部に係合して、その先端部の移動が抑制された状態において、先端部より後方の円筒状嵌合部を被結合円管の奥の方向に押し進めることにより、軸線方向に円管係合部の肉厚を変化させて薄肉とした折り返し薄肉環状部の所で、円筒状嵌合部を拡径方向に屈曲させて、円筒状嵌合部の先端側要部を裏返しする折目を形成する段階と、前記薄肉環状部の折目より先端側を裏返しにし、その裏返しされた円筒状嵌合部の外壁を、被連結円管の外壁に当接し、かつ薄肉環状部の折目より後方の円筒状嵌合部を、裏返された円筒状嵌合部の外側に重合しながら、円筒状嵌合部を奥の方向に押し進める段階とからなることを特徴とする円管の密閉連結方法。

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