特許
J-GLOBAL ID:200903044661881685

X線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 喜多 俊文 ,  江口 裕之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-053964
公開番号(公開出願番号):特開2005-237779
出願日: 2004年02月27日
公開日(公表日): 2005年09月08日
要約:
【課題】 マルチスライス型X線CT装置において、一度に撮像する多数のスライスの各々につき最適な線量のX線を照射する。【解決手段】 回転陽極(ターゲット)15を有する回転陽極X線管において、金属細線上に形成されたカーボンナノチューブ群12よりなるエミッター11と、格子状の電子引き出し電極13とを備え、この格子状の電子引き出し電極13に加える電圧を電極制御回路14によって調整することにより、Aのような電界分布を形成し、カーボンナノチューブ群12からこの電界分布に対応する密度の電子流を引き出して、これをターゲット15に衝突させ、電子密度に対応した線量分布Bを有するX線を発生させ、この分布を有する方向を多数のスライスS1、S2、...、S16が並ぶ方向とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
一方向に並べたカーボンナノチューブ群と、その方向に任意の電界分布を形成する電子引き出し電極と、カーボンナノチューブ群より引き出された電子が衝突して上記の電界分布に対応した線量分布を有するX線を発生するターゲットとを備え、上記電子引出し電極に加える電圧が電極制御回路によって調整されることにより任意の電界分布が形成されてそれに対応した線量分布を得ることができるX線管と、該線量分布が形成される方向において検出器配列が多層に積層されたX線検出器と、これらX線管とX線検出器とを、X線管とX線検出器との間に位置する上記積層方向と平行な方向の回転中心軸の周りに一体に回転させる回転機構とを有するX線CT装置。
IPC (3件):
A61B6/00 ,  A61B6/03 ,  H01J35/06
FI (4件):
A61B6/00 300C ,  A61B6/03 321Q ,  H01J35/06 B ,  H01J35/06 E
Fターム (2件):
4C093BA08 ,  4C093EA04

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