特許
J-GLOBAL ID:200903044662719822
環状カーボナート樹脂組成物及びその硬化物
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-010396
公開番号(公開出願番号):特開平9-194565
出願日: 1996年01月24日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 エポキシ樹脂は、硬化する際、体積収縮を発生する。これら収縮は、硬化物の物性に大きな影響を及ぼし、ボイド、クラック、外観不良等の発生あるいは接着強度の低下等種々の問題を引き起こすため、注型材料、封止材料、接着材料等の分野で大きな問題となっている。シリカ、炭酸カルシウム、アルミナ等の無機充填剤を添加し、硬化収縮の低減を図っているが、作業性が悪い等の問題が生じている。エポキシ樹脂に相溶化剤を添加する試みも行われているが、耐熱性の低下を招いている。硬化時に膨張する環状カーボナート化合物の現象についても報告されているが、水分等の影響を受けやすい開始剤との反応しか例が無く工業的に有用な用途が見出されるに至っていなかった。【解決手段】 環状カーボナート化合物とエポキシ樹脂とをアミン系アニオン開始剤を成分として共重合し、環状カーボナート化合物とエポキシ樹脂との重量比が1/99〜80/20の範囲である環状カーボナート樹脂組成物。
請求項(抜粋):
一般式(1)又は一般式(2)で示される環状カーボナート化合物とエポキシ樹脂とアミン系アニオン開環重合開始剤を成分として用いることを特徴とする環状カーボナート樹脂組成物。【化1】(式中、x、yは、0から3までの整数、R1、R2 は15以下の炭素数を含むアルキル基、フェニル、ナフチル等の芳香族基、又はアリル基を示す)【化2】(式中、x、yは、0から3までの整数、R3、R4 は環状化合物を示す)
IPC (9件):
C08G 59/00 NGY
, C07D319/06
, C07D319/08
, C07D321/00
, C07D321/12
, C08G 64/02 NPT
, C08K 5/10 NKZ
, C08K 5/16 NLB
, C08L 63/00 NHX
FI (9件):
C08G 59/00 NGY
, C07D319/06
, C07D319/08
, C07D321/00
, C07D321/12
, C08G 64/02 NPT
, C08K 5/10 NKZ
, C08K 5/16 NLB
, C08L 63/00 NHX
引用特許:
審査官引用 (3件)
-
特開平3-258853
-
特開平1-193319
-
硬化性エポキシ樹脂組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-214782
出願人:旭チバ株式会社
前のページに戻る