車載用音響装置

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：井出直孝 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-104781
公開番号（公開出願番号）：特開平5-300038
出願日： 1992年04月23日
公開日（公表日）： 1993年11月12日
要約：

【要約】【目的】交通情報専用の周波数で交通情報が放送されているときに、特別の操作をすることなく自動的に交通情報を受信できるようにする。【構成】ラジオ放送受信回路および音響再生回路を含む一般音響回路を備えた車載用音響装置において、放送信号復調出力端子および電界強度信号出力端子を設けた交通情報専用の専用受信回路と、電界強度信号を入力しその強度が上限のレベルに達したときに判定出力を送出し、下限レベルに下ったときに判定出力の送出を停止する判定回路と、判定回路からの出力がないときに専用受信回路の放送信号復調出力を選択する切換回路とを備える。【効果】走行にしたがって電波の受信電界強度が変動しても、切り換えおよび切り戻しがはげしく繰り返されないために交通情報の放送を聞きとり易くし、安全運行に役立てることができる。

請求項（抜粋）：

車両に搭載され、ラジオ放送受信回路および音響再生回路を含む一般音響回路を備えた車載用音響装置において、前記ラジオ放送受信回路とは別に交通情報専用の周波数を継続的に受信する専用受信回路を備え、この専用受信回路は、放送信号復調出力の出力端子の他に前記周波数の電波の受信電界強度を表す電界強度信号の出力端子を含み、この電界強度信号を入力し、その電界強度信号が第一のレベル(L1)に達したときに判定出力を送出し、その電界強度信号がこの第一のレベルから、この第一のレベルより低い第二のレベル(L2)に下がったときに前記判定出力の送出を停止する判定回路と、この判定回路の出力がないときに前記一般音響回路の出力信号を選択し、この判定回路の出力があるときに前記専用受信回路の放送信号復調出力を選択する切換回路とを備えたことを特徴とする車載用音響装置。

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