特許
J-GLOBAL ID:200903044665013769

着香組成物とその製造方法と芳香分散性評価装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-262610
公開番号(公開出願番号):特開平11-171754
出願日: 1998年09月17日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 長期間の間にその効用が持続するものあるいは芳香の発生量を制御できる着香剤を提供ことである。【解決手段】 肌、髪、織物、さらにそれに最も近い環境、といった物質への特定分配に必要な、放散時間が制御された粒状の活性及び生理活性化合物(香料(perfuming)組成物を含む)であり、活性生理活性原料は1から8の間のlog10P計算値(Pは、n-オクタノール水分配係数を表す)を有する。そのような組成物は、表面活性剤が表面に被覆され、及び/又は内部に含まれるワックス又はポリマーマトリックス中で単一相の固体溶液中の活性生理活性原料が含まれている。又、そのような組成物の製造に必要な方法や装置およびその物の使用方法が記載されている。さらに、これらの組成物中の前記化合物の、ある種の成分は新規であり、他の成分は芳香持続性を高めるための新規の使用方法を有するものである。
請求項(抜粋):
連続的な外表面と内部にマトリクス容積を有する、少なくとも一つの実質的にエリプソン型疎水性粒子から成り、本質的に、(1)少なくとも一つの疎水性ポリマーおよび少なくとも一つの疎水性ワックスからなるグループから選択されるマトリックス物質の単一相の固体溶液からなり、前記ポリマーとワックスの各々は、一気圧で約35°Cから120°Cの幅の融点を持ち、少なくとも一つの疎水性の着香(fragrance)物質を溶解しており、前記固体溶液は外表面と内部にマトリックス容積を有しており、(2)実質的に全体にその外表面が実質上親水性表面処理剤(surfactant)となっており、ここで、前記着香(fragrance)物質は、約1から8のlog10P計算値(Pはn-オクタノールと水の間での着香(fragrance)物質の分配係数を表す)を持ち、前記疎水性粒子は約0.05から20ミクロンの幅の外径を持ち、前記ポリマーまたはワックス中の着香(fragrance)物質の濃度は、前記粒子の重さの5重量%から60重量%であり、前記表面処理剤の重量割合は、前記粒子の重さの約0.01重量%から5重量%までであり、前記ワックス、前記表面処理剤及びポリマーは前記着香(fragrance)物質と互いに反応しない、少なくとも一つの香りをつけたい(perfumable)原料とそれに最も近い環境を芳香化させる(fragrancing)ための組成物。
IPC (3件):
A61K 7/46 ,  A61K 7/46 301 ,  G01N 33/00
FI (3件):
A61K 7/46 B ,  A61K 7/46 301 ,  G01N 33/00 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-033196
  • 特開昭64-001799
  • 特開昭60-016914

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