特許
J-GLOBAL ID:200903044666667517

周波数安定化光源

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 市村 健夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-087777
公開番号(公開出願番号):特開平6-275900
出願日: 1993年03月24日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】 高い周波数制御と位相制御を同時に実現する周波数安定化光源。【構成】 半導体レーザ1から放射された光の周波数は、外部共振器3に挿入された周波数変調手段4により変調され、周波数基準手段2の基準位置に同調する。又半導体レーザ1と外部共振器3との間の距離は、位相変調手段6により変調されて光帰還位相が制御される。周波数基準手段2と外部共振器3とから射出する光の強度により、周波数と位相とをそれぞれ独立にに同期検波方式の制御を行う。この際、周波数変調に用いる変調周波数f1 と位相変調に用いる変調周波数f2 とは、共に1乃至10kHzの範囲で制御帯域が充分に大きい周波数になるように設定され、互に接近しているが、充分に分離可能な差を有している。
請求項(抜粋):
レーザ光を放射する半導体レーザと、前記レーザ光の光帰還を行うための外部共振器と、前記外部共振器の共振周波数を変調する周波数変調手段と、半導体レーザと外部共振器との間の光路長を変調する位相変調手段と、固有の周波数基準位置を有する周波数基準手段と、前記周波数変調手段に、前記共振周波数を変調するために、変調周波数f1 の周波数変調信号を出力する周波数変調信号発振器と、前記周波数基準手段から射出する前記レーザ光を検出し、周波数検出信号を発信する周波数検出手段と、前記周波数変調信号と前記周波数検出信号とを利用した同期検波方式により、前記周波数変調手段を制御する周波数制御手段と、前記位相変調手段に、前記光路長を変調するために、変調周波数f2 の位相変調信号を出力する位相変調信号発振器と、前記外部共振器から射出する前記レーザ光を検出し、位相検出信号を発信する位相検出手段と、前記位相変調信号と前記位相検出信号とを利用した同期検波方式により、前記位相変調手段を制御する位相制御手段と、変調周波数f1 の周波数変調信号及び変調周波数f2 の位相変調信号を分離する周波数分離手段とを具備する周波数安定化光源において、前記変調周波数f1 と前記変調周波数f2 とは、相互にほぼ同一に接近した数値であり、かつ前記周波数分離手段により容易に分離できる周波数差を有していることを特徴とする周波数安定化光源。
IPC (3件):
H01S 3/13 ,  H01S 3/10 ,  H01S 3/133

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