特許
J-GLOBAL ID:200903044669905770

内歯式リクライニングデバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋山 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-243992
公開番号(公開出願番号):特開平9-037881
出願日: 1995年07月31日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】 回動アームに形成した内歯にベース部材の案内側壁で案内された摺動係止部材の外歯を噛合させて、ロック状態とする内歯式リクライニングデバイスにおいては、回動アームの内歯と摺動係止部材の外歯とが両者の歯先円近傍で接触して噛み合いが浅くなるハーフロック状態を生じて、歯部を損傷する虞れがある。【解決手段】 ベース部材1のインナーツース12A,12Bを案内する案内側壁8a,8bを、回動アームの内歯の半径方向に対してハーフロック防止角θ分ずらして形成する。回動アーム2の内歯21a,21bに対してインナーツース12A,12Bの外歯13を噛合させる際に、片当たり状態としてハーフロック状態の発生を確実に防止する。
請求項(抜粋):
シートクッションに固定されるベース部材と、該ベース部材に回動可能に支持され且つシートバックに固定された回動アームと、前記ベース部材及び回動アーム間に介装された前記ベース部材に形成された凹部側壁で進退自在に案内され且つ先端に歯部を形成した摺動係止部材と、該摺動係止部材を前記回動アームに形成した内歯に噛合する係止位置及び内歯から離間する離間位置間で移動させる回動可能なカムと、該カムを回動させる操作レバーとを少なくとも備えた内歯式リクライニングデバイスにおいて、前記ベース部材の凹部の摺動係止部材を案内する側壁を、当該摺動係止部材を前記内歯の半径方向に対してハーフロック防止角分ずれた方向に案内するように形成したことを特徴とする内歯式リクライニングデバイス。

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