特許
J-GLOBAL ID:200903044670518909

磁気ヘッド支持機構およびヘッド信号線の電気的接続方 法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-028053
公開番号(公開出願番号):特開平10-228618
出願日: 1997年02月12日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 高TPI化に対応したMRヘッドを搭載する磁気ヘッド支持機構は、ヘッド信号線の数が2倍になるため、ワイヤ・フォーミングが悪い場合には、ワイヤ剛性が外乱要素として作用し、ヘッドの浮上安定性を損なう危険がある。【解決手段】 フレクシャ3のスライダ取り付けステージ10のヘッド信号線端子14の接合位置に記録媒体に対向して凹状となるよう段差部13を設け、スライダ4のトレーリングエッジ9の壁面と段差傾斜面との間でくさび形の隙間を形成し、ハンダ・バンプ15を埋め込んで信号線を圧着する。これにより、ハンダ・バンプはくさび形の隙間に固定され、ボンディングの作業性が向上する。また、ヘッド信号線との接続面積を大きくとれ、安定かつ良好な接続が得られる。さらに、スライダはその重心位置がロードビームの捻れ中心軸に近づくので、1次,2次の捻れ振動モードの振幅を小さく抑られ、良好な振動特性が得られる。
請求項(抜粋):
磁気ヘッドを搭載したスライダと、このスライダを支持するフレクシャと、前記スライダに押圧力を付与するロードビームと、このロードビームをポジショナ機構に接続するためのスペーサマウントとを備える磁気ヘッド支持機構において、前記スライダのトレーリングエッジに設置されたヘッド信号線端子と、前記フレクシャの表面に薄膜形成された信号線パターンと、前記フレクシャのスライダ取り付けステージ部のヘッド信号線端子との接続位置に段差部とを備え、前記スライダのトレーリングエッジ側壁面と前記スライダ取り付けステージの段差部傾斜面との間でくさび形の隙間を形成したことを特徴とする磁気ヘッド支持機構。
IPC (2件):
G11B 5/60 ,  G11B 21/21
FI (2件):
G11B 5/60 P ,  G11B 21/21 C

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