特許
J-GLOBAL ID:200903044674899664

坂道発進補助装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-264107
公開番号(公開出願番号):特開平8-113122
出願日: 1994年10月27日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 正確な水平状態での勾配センサの出力値を基準値とした後に車両の条件が変更されても、勾配センサの出力を利用した制御、あるいは坂道発進補助動作を合理的に行えるようにする。【構成】 車速が実質的に零であり、パーキングブレーキが解除された状態でブレーキ圧力を保持し、変速機が発進ギヤに投入された状態にあり、クラッチがいったん切断された後に解除点を越えて接続されたことを条件にサービスブレーキを解放させるプログラム制御回路と、路面の勾配を検出する勾配センサとを備え、この勾配センサの出力値にしたがって制御条件を変更し、勾配センサの零点調節時の出力値にあらかじめ記憶された一以上の補償値のうちの一つを選択し、必要ある場合に微調整を行って加算する。【効果】 車両の条件が変更になる度に車両を水平な状態に置かなくとも、実際の車載重量に近い補償を行えるので、実用的に十分な勾配センサの基準値を得ることができる。
請求項(抜粋):
車速が実質的に零であり、パーキングブレーキが解除された状態でブレーキ圧力を保持し、変速機が発進ギヤに投入された状態にあり、クラッチがいったん切断された後に解除点を越えて接続されたことを条件に前記ブレーキ圧力を解放させる制御手段を備えた坂道発進補助装置において、勾配センサを備え、前記制御手段はその勾配センサの出力値にしたがって制御条件を変更する手段を備え、前記制御手段は、前記勾配センサの零点調整時の出力値にあらかじめ記憶された一以上の補償値のうちの一つを選択し加算する手段を備えたことを特徴とする坂道発進補助装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-278433
  • 特開昭63-170151
  • 特開平4-110240

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