特許
J-GLOBAL ID:200903044687096218

車輌の自動補助操舵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉信 興
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-004619
公開番号(公開出願番号):特開平6-211147
出願日: 1993年01月14日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】【目的】 車輌の自動補助操舵装置において、走行安定性の低下を防止するとともに、余分なエネルギ-消費を低減する。【構成】 比例・微分制御系30の変換部31A,31Bの不感帯の幅を車速に応じて自動的に調整する。車速が比較的小さい時には不感帯範囲の幅を大きくし、車速が比較的大きい時には不感帯範囲の幅を小さくする。低速の時には、不感帯範囲の幅が大きくなるので、補助操舵車輪の操舵頻度が低下し、補助操舵車輪の操舵駆動に要するエネルギ-が低減される。車速が中速又は高速の時には、不感帯範囲の幅が小さくなるので、目標舵角と実舵角との差が低速時に比べて小さくなり、補助操舵車輪の操舵位置精度が高くなるので、高い走行安定性が得られる。
請求項(抜粋):
主操舵車輪の実舵角を検出する主操舵角検出手段;少なくとも主操舵角検出手段の検出した実舵角に基づいて補助操舵車輪の目標舵角を決定する、目標舵角設定手段;補助操舵車輪の実舵角を検出する補助操舵角検出手段;補助操舵車輪の向きを調整する補助操舵角調整機構;該補助操舵角調整機構を駆動する駆動手段;車輌の速度を検出する車速検出手段;前記目標舵角設定手段が設定した目標舵角と補助操舵角検出手段が検出した実舵角との差分を入力値とし、該入力値に基づいて前記駆動手段に印加する付勢量を生成するとともに、前記入力値が所定より小さい不感帯範囲では前記付勢量を実質上零にする付勢量生成手段;及び前記車速検出手段が検出した車速に応じて、前記不感帯範囲の幅を変更し、車速が比較的小さい時には不感帯範囲の幅を大きくし、車速が比較的大きい時には不感帯範囲の幅を小さくする不感帯調整手段;を備える、車輌の自動補助操舵装置。
IPC (5件):
B62D 6/00 ,  B62D 7/14 ,  B62D101:00 ,  B62D105:00 ,  B62D113:00

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