特許
J-GLOBAL ID:200903044689942841

動画像の動きベクトル予測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-233280
公開番号(公開出願番号):特開平11-069358
出願日: 1997年08月15日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】 動きベクトルの計算を双一次補間を選択的に利用して行う方法で計算量と複雑度を改善した動画像の動きベクトル予測方法を提供する。【解決手段】 全てのマクロブロックのY成分に対して動き予測を行う。動きベクトルが求められると符号化予測モードを決定し、符号化予測モードがINTERモードと決定されたブロックに対してhalfpel探索を行い、16×16ブロックの動きベクトル(MV16)と周囲ブロックの動きベクトルを用いて双一次補間を行った動きベクトル(MVibil)のうち、該当8×8ブロックに対するSADの小さなベクトルを初期動きベクトルとして選択する。
請求項(抜粋):
全てのマクロブロックのY(輝度)成分に対して動き予測を行う段階と、動きベクトルが求められると符号化予測モードを決定する段階と、前記符号化予測モードがINTERモードと決定されたブロックに対してハーフ・ペル探索を行う段階と、16×16ブロックの動きベクトル(MV16)と周囲ブロックの動きベクトルを用いて双一次補間を行った動きベクトル(MVibil)のうち、該当8×8ブロックに対するSADの小さなベクトルを初期動きベクトルとして選択する段階と、8×8ブロックの初期動きベクトルが全部決められると、各々に対して±2の探索領域で局所的な探索を行う段階と、再度±0.5のハーフ・ペル探索を行って最終的な動きベクトルを探し、それを利用して8×8ブロック単位で動きを予測或いは16×16ブロック単位で動きを予測する段階と、を備えることを特徴とする動画像の動きベクトル予測方法。

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