特許
J-GLOBAL ID:200903044704304547

ステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-224861
公開番号(公開出願番号):特開平5-039043
出願日: 1991年08月08日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 1つのモータで、パワーアシスト、テレスコピック及びチルト等の作動を可能にして、装置の小型化、構造の簡略化を図る。【構成】ロアシャフト14、中間シャフト16及びアッパシャフト18を有するステアリングシャフト12と、出力シャフト26を有する駆動モータ20と、リングギア38及びサンギア36を有する遊星ギア32と、リングギアと接続可能にされたチルト駆動用シャフト42と、リングギアとスライド可能に連結するコラムサポートハウジング44とを備える。パワーアシスト時に、第1の電磁クラッチ54を作動させて出力シャフトとロアシャフトとを接続し、テレスコピック操作時に、第3の電磁クラッチ58を作動させてサンギアとコラムサポートハウジングとを接続し、チルト操作時に、第2の電磁クラッチ56を作動させてリングギアを固定すると共に、第3の電磁クラッチ58を半通電状態にしてチルト駆動用シャフトを固定する。
請求項(抜粋):
伝達手段と、クラッチ手段と、遊星歯車機構とを有し、1つの駆動用モータで、ステアリングのパワーアシストと、テレスコピック動作と、チルト動作とを行うステアリング装置であって、前記遊星歯車機構は、前記モータの回転力を、ステアリングシャフト同心円上に配置された内輪歯車と外輪歯車に伝達して出力し、前記伝達手段は、前記モータの回転力をステアリングシャフト、または、前記遊星歯車機構に伝達する第1伝達手段と、前記遊星歯車機構の外輪歯車の回転力をステアリングシャフト軸方向のスライド移動に変換して伝達する第2伝達手段と、前記遊星歯車機構の内輪歯車の回転力をチルト動作方向の回転力に変換して伝達する第3伝達手段とから成り、前記クラッチ手段は、前記第1伝達手段と前記ステアリングシャフトとを接続する第1クラッチ手段と、前記遊星歯車機構の内輪歯車と前記第2伝達手段と、または、前記遊星歯車機構の内輪歯車と前記第3伝達手段とを接続する第2クラッチ手段と、前記遊星歯車機構の外輪歯車を回転不能に固定する第3クラッチ手段とから成ることを特徴とするステアリング装置。
IPC (2件):
B62D 1/00 ,  B62D 1/18

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