特許
J-GLOBAL ID:200903044712919046

遠隔監視制御のための二重化通信装置および二重化通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-115237
公開番号(公開出願番号):特開2003-309887
出願日: 2002年04月17日
公開日(公表日): 2003年10月31日
要約:
【要約】【課題】 IEC60870-5-101プロトコルや類似のプロトコルを用いた遠隔監視制御のための通信システムにおいて高可用性を確保することのできる遠隔監視制御のための二重化通信装置を得ることを目的とする。【解決手段】 待機状態にあるマスタ(20)が、運転状態にあるマスタ(10)との間で通信が行なわれている第1の複数のスレーブ(30-1〜30-n)および第2の複数のスレーブ(40-1〜40-n)のうちのスレーブに関する故障発生を検出し、故障の原因を、運転状態にあるマスタとの間で通信が行なわれているスレーブの故障、第1の通信回線(11)および第2の通信回線(12)のうちのいずれかの故障、および運転状態にあるマスタの故障に分類し、分類された故障の原因に応じた処理を行なう。
請求項(抜粋):
第1のマスタおよび第1の複数のスレーブからなる第1の通信装置であって、上記第1のマスタおよび上記第1の複数のスレーブの各々は、第1の回線接続口と第2の回線接続口とを有する、上記第1の通信装置と、第2のマスタおよび第2の複数のスレーブからなる第2の通信装置であって、上記第2のマスタおよび上記第2の複数のスレーブの各々は、第1の回線接続口と第2の回線接続口とを有する、上記第2の通信装置と、上記第1の通信装置の上記第1の回線接続口および上記第2の通信装置の上記第1の回線接続口に接続された第1の通信回線と、上記第1の通信装置の上記第2の回線接続口および上記第2の通信装置の上記第2の回線接続口に接続された第2の通信回線と、上記第1のマスタおよび上記第2のマスタを接続する他系監視バス、および上記第1の複数のスレーブおよび上記第2の複数のスレーブの対応するスレーブ同士を接続する複数の他系監視バスとを有し、上記第1のマスタおよび上記第2のマスタのうち待機状態にあるマスタが、上記第1のマスタおよび上記第2のマスタのうち運転状態にあるマスタとの間で通信が行なわれている上記第1の複数のスレーブおよび上記第2の複数のスレーブのうちのスレーブに関する故障発生を検出し、故障の原因を、i)上記運転状態にあるマスタとの間で通信が行なわれている上記スレーブの故障、ii)上記第1の通信回線および上記第2の通信回線のうちのいずれかの故障、およびiii)上記運転状態にあるマスタの故障に分類し、分類された上記故障の原因に応じた処理を行ない、上記故障発生が、a)上記第1の通信回線の電気的な切断または上記第2の通信回線の電気的な切断の通知、およびb)上記運転状態にあるマスタとの間で通信が行なわれている上記スレーブからの応答のタイムアウトのいずれかによって検出され、i)上記運転状態にあるマスタとの間で通信が行なわれている上記スレーブの故障と、ii)上記第1の通信回線および上記第2の通信回線のいずれかの故障とが、残りの通信回線の有無によって区別され、ii)上記第1の通信回線および上記第2の通信回線のいずれかの故障と、iii)上記運転状態にあるマスタの故障とが、他のスレーブと通信できるか否かおよび故障が発生して上記他のスレーブと通信できないことが一定回数連続して繰り返されたか否かによって区別されることを特徴とする遠隔監視制御のための二重化通信装置。
IPC (4件):
H04Q 9/00 311 ,  H04Q 9/00 301 ,  H04Q 9/00 321 ,  H04L 12/44
FI (4件):
H04Q 9/00 311 M ,  H04Q 9/00 301 B ,  H04Q 9/00 321 E ,  H04L 12/44 M
Fターム (15件):
5K033AA05 ,  5K033BA08 ,  5K033CA01 ,  5K033DA01 ,  5K033EB06 ,  5K048AA07 ,  5K048BA22 ,  5K048EB08 ,  5K048GA06 ,  5K048GA12 ,  5K048GA13 ,  5K048GA14 ,  5K048GB05 ,  5K048HA01 ,  5K048HA02
引用特許:
審査官引用 (1件)

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