特許
J-GLOBAL ID:200903044714321148

充填装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 重文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-130312
公開番号(公開出願番号):特開平6-345191
出願日: 1993年06月01日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 広い範囲の運転条件で所定の入味量を得る。【構成】 充填タンク50の内室Bへ供給した充填液を循環ポンプ58を経て外室Aへ送り、外室Aの充填液を隔壁50d上端部から内室Bへオーバフローさせて、循環液を内外室に常時循環させておく。その際、隔壁50d上端部の円周方向長さは十分に長いので、オーバフローする液厚が小さくて、充填液ノズル54下端部に対する充填液の水頭Hが精度よく一定に保持される。また充填タンク50の回転速度に応じて充填タンク50内の充填液に作用する遠心力が増減し、液面が曲面になり、傾斜して、水頭が見掛け上増減するが、上部外周壁50cと隔壁50d上端部との間の距離Lを小さくしているので、自由面の上下差が小さく押えられる。また回転計60により充填タンク50の回転速度を検出し、そのとき得られる検出信号を制御装置63へ送り、ここで充填液の流量の増減及びこれに対応する充填バルブ56の開弁時間を演算し、この演算結果に基づいて充填バルブ56の開閉時間を制御するので、広い範囲の運転条件で所定の入味量が得られる。
請求項(抜粋):
ドーナツ形で内部を環状の隔壁により内室と外室とに分けた回転可能な充填タンクと、同充填タンクの軸心に配設したロータリジョイントと、同ロータリジョイントと前記内室とを接続する給液分岐管と、同ロータリジョイントと給液ポンプとを接続する給液管と、前記外室の底板に配設した多数の充填ノズルと、同各充填ノズルの液通路をバルブ開閉装置により開閉する充填バルブと、前記内室の充填液を外室へ移送する循環ポンプと、前記充填タンクの内室の充填液面を検出する液面計とよりなり、前記充填タンクの隔壁上端部を外室の充填液を内室へ一様にオーバフローさせるように水平に形成し、前記充填タンクの上部を小径にして同上部外周壁と前記隔壁上端部との間の距離を小さくし、前記液面計を前記隔壁上端部によりも下方の充填タンク内に設置したことを特徴とする充填装置。
IPC (2件):
B67C 3/04 ,  B65B 3/34

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