特許
J-GLOBAL ID:200903044720011436

2つのコンピュータ命令を並列に実行できるコンピュータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-027177
公開番号(公開出願番号):特開平6-028185
出願日: 1993年01月25日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 2つのコンピュータ命令を並列に実行できるコンピュータ装置を得ることである。【構成】 2つの命令の間にレジスタ従属性がなく、完全な命令セットの所定のサブセットに入るものとすると、コンピュータ装置は、1クロック・サイクル中に2つの命令を並列に出すデュアル命令復号器を含む。この装置は第1の命令パイプラインと第2の命令パイプラインを含む。第1の命令パイプラインはフル命令セットから出された任意の命令を実行し、第2の命令パイプラインは局所性の原理を基にして選択された命令の所定のサブセットを実行するだけである。レジスタ従属性検査器が、第1の命令の宛先レジスタが命令列中の第2の命令の実行中に用いられるかどうかを判定する。両方の命令がサブセット内にあり、従属性が存在しない時には、第1の命令と第2の命令を第1のパイプラインと第2のパイプラインで並列に出すことができる。
請求項(抜粋):
所定の命令セットから出された任意の命令を実行するために動作するコンピュータ命令を実行する第1の命令パイプライン手段、および前記所定の命令セットからの命令のサブセットのみを実行するために動作するコンピュータ命令を実行する第2の命令パイプライン手段と、命令の列中の第1の命令の宛先レジスタを識別し、前記列中の第2の命令の実行中に前記レジスタが使用されるかどうかを判定して、もし使用されなければ、第1の条件を満たすことを指示する従属性検査手段と、前記列中の前記第1の命令と前記第2の命令が前記サブセット内にあるかどうかを判定し、前記第1の命令と前記第2の命令の両方が前記サブセット内にあるときは、第2の条件を満たすことを指示する判定手段と、前記第1の条件と前記第2の条件が満たされたときに、前記第1の命令と前記第2の命令を前記第1のパイプライン手段および前記第2のパイプライン手段へ並列に出すために命令を対にする手段と、を備える2つのコンピュータ命令を並列に実行できるコンピュータ装置。
IPC (2件):
G06F 9/38 350 ,  G06F 9/28 320

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