特許
J-GLOBAL ID:200903044721543601

四サイクルエンジンの潤滑装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-339373
公開番号(公開出願番号):特開平9-177528
出願日: 1995年12月26日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 エンジンの如何なる運転姿勢でも、特別なオイルポンプを用いずに潤滑油の循環を可能にする。【解決手段】 潤滑油Oを貯留するクランク室22を油面の上方で、クランク室32の昇・減圧に応じて開・閉する制御弁39を介して動弁室16に連通し、動弁室16はその上部を大気に、下部をオリフィス38を介してクランク室32に連通し、クランク室32で生成されたオイルミストを該室32の圧力脈動を利用してクランク室32及び動弁室16間で循環させる。
請求項(抜粋):
クランク軸(8)のクランク部(8a)を収容すると共に、潤滑油(O)を貯留するクランク室(32)と、動弁装置(15)を収容する動弁室(16)とをエンジン本体(1)に設け、クランク室(32)には潤滑油(O)からオイルミストを生成するオイルミスト生成手段(35)を設け、クランク室(32)及び動弁室(16)間を、クランク室(32)内の潤滑油(O)の油面上方でクランク室(32)の昇圧時に開き減圧時に閉じる制御弁(39)を介して連通する一方、動弁室(16)の上部を実質的に大気に連通し、また動弁室(16)の底部をオリフィス(38)を介してクランク室(32)に連通し、クランク室(32)の圧力をPc、動弁室(16)の圧力をPvとすると、エンジンの運転時に次式Pc<Pvが成立するようにしたことを特徴とする、四サイクルエンジンの潤滑装置。
IPC (2件):
F01M 11/00 ,  F01M 11/06
FI (2件):
F01M 11/00 K ,  F01M 11/06 Z

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