特許
J-GLOBAL ID:200903044729079394

高速増殖炉およびその炉心上部機構の引抜装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-271123
公開番号(公開出願番号):特開平11-109071
出願日: 1997年10月03日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】炉心上部機構を引抜式あるいは引上げ式とし、回転プラグを不要として原子炉容器の小型・コンパクト化を図る。【解決手段】高速増殖炉20は、原子炉容器21内に炉心23と冷却材26が収容される。原子炉容器21の上部にカバーガスバウンダリ34を形成する上部蓋33を設け、この上部蓋33に炉心上部機構36が引抜自在に据え付けられる。炉心上部機構36には制御棒駆動機構が搭載される一方、炉心上部機構36の引抜領域に設置可能な燃料交換機を備え、この燃料交換機で炉心23に装荷された燃料の交換が行なわれる。上部蓋33の上方に運転床40が位置され、この運転床40上にドアバルブ装置41を介して筒状収納容器45が気密に設置され、引き抜かれた炉心上部機構36を収納可能としている。
請求項(抜粋):
炉心および冷却材を収容した原子炉容器と、この原子炉容器の上部にカバーガスバウンダリを形成する上部蓋と、制御棒駆動機構を搭載支持し、燃料交換時に上記上部蓋から引抜き可能な炉心上部機構と、燃料交換時に上記炉心上部機構の引抜領域に設置され、炉心内の任意位置の燃料を交換可能な燃料交換機とを備え、前記炉心上部機構は、その本体胴外面廻りに、上部蓋の据付面から冷却材中もしくはカバーガス空間まで垂下した筒状スリーブを、アニュラス状あるいはスリーブ状間隙をおいて設置したことを特徴とする高速増殖炉。
IPC (2件):
G21C 1/02 GDF ,  G21C 19/02 GDF
FI (2件):
G21C 1/02 GDF C ,  G21C 19/02 GDF F
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-268494
  • 特開昭55-047494

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