特許
J-GLOBAL ID:200903044737495151
カメラ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-284815
公開番号(公開出願番号):特開平7-143389
出願日: 1993年11月15日
公開日(公表日): 1995年06月02日
要約:
【要約】【目的】 検出領域を被写体に追尾させ、さらには、撮影者のパン・チルト操作を検出し追尾を制御することで常に安定で応答性のよい自動焦点調節、及び逆光・過順光の無い自動露出調節を行うカメラを提供することを目的とする。【構成】 カメラプロセス回路4にて生成される映像信号を、領域動き検出手段11及びシーン動き検出手段12で被写体及び全画面の動き情報に変換し、この動き情報に基づいて追尾制御部13で追尾領域の移動・停止・初期化を制御し、焦点信号検出手段5により被写体のコントラスト情報に変換し、このコントラスト情報に基づいてレンズ制御部6で被写体状況を判断して撮影レンズ1の駆動方向、駆動速度を決定し、ステッピングモータ8により自動焦点調節する。
請求項(抜粋):
ピント調節機能を有した焦点調節用レンズを含む撮影レンズと、前記撮影レンズを介して結像する光学像を光電変換し電気信号を出力する撮像手段と、前記撮像手段が出力する前記電気信号に信号処理を施し映像信号を出力するカメラプロセス回路と、前記カメラプロセス回路が出力する前記映像信号を撮影画面内の設定領域について処理するよう前記設定領域を規定するゲート制御手段と、前記カメラプロセス回路が出力する前記映像信号のうち前記ゲート制御手段で規定された第1設定領域内の一定値以上の周波数成分を抽出し前記第1設定領域内の被写体のコントラストの度合いに対応する焦点信号を検出する焦点信号検出手段と、前記焦点信号検出手段が出力する前記焦点信号に基づき前記第1設定領域内の被写体のピント状態を検出し、この検出結果に応じて前記焦点調節用レンズを駆動する制御信号を出力するレンズ制御部と、前記レンズ制御部が出力する前記制御信号に基づき前記焦点調節用レンズを駆動しピント調節を行うレンズ駆動手段と、前記カメラプロセス回路が出力する前記映像信号のうち前記ゲート制御手段が規定する第2設定領域内の信号を処理し、前記第2設定領域内の被写体の移動方向および移動量を示す領域動きベクトルを検出する領域動き検出手段と、前記カメラプロセス回路が出力する前記映像信号のうち前記ゲート制御手段が規定する第3設定領域内の信号を処理し、撮影画面全体の移動方向および移動量を示すシーン動きベクトルを検出するシーン動き検出手段と、前記領域動き検出手段が出力する前記領域動きベクトルと前記シーン動き検出手段が出力する前記シーン動きベクトルとに応じて前記第2設定領域の更新もしくは保持もしくは初期化の判定を行い、判定結果に基づいて移動方向と移動量もしくは初期化信号を前記ゲート制御手段に出力する追尾制御手段とを備え、前記ゲート制御手段は、前記追尾制御手段が出力する前記移動方向と移動量もしくは前記初期化信号に基づいて前記第2設定領域を設定し、かつ前記第2設定領域の位置に応じて前記第1設定領域を設定することを特徴とする自動追尾焦点調節装置を有するカメラ。
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