特許
J-GLOBAL ID:200903044742611283

PWMインバータの制御方法および制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-249613
公開番号(公開出願番号):特開平6-292365
出願日: 1993年10月06日
公開日(公表日): 1994年10月18日
要約:
【要約】【目的】PWMインバータの出力側に設けられている正弦化フィルタ内にダンピング用の抵抗を接続せずに、PWMインバータ出力電圧に発生する振動波形を抑制し、かつ正弦化フィルタの小型化を図るPWMインバータの制御方法および制御装置の提供。【構成】正弦化フィルタを構成するコンデンサに流れる電流の瞬時値IC と、正弦化フィルタより負荷に対して出力される出力電流の瞬時値Iとを検出し、この検出値に基づいて出力電圧指令値の補正を行うことにより、正弦化フィルタ内にダンピング用の抵抗を用いなくてもPWMインバータ出力電圧に発生する振動波形を抑制することができ、正弦化フィルタ内のコンデンサを複数のコンデンサの並列回路にすることで、検出回路,制御回路の小型化を図る。また、PWMインバータを複数台並列運転する場合には、前記瞬時出力電流指令値IL * および瞬時コンデンサ電流指令値IC * との差を減少させるように瞬時電圧指令値V* に補正を加えて、負荷へ供給する電流の安定した電流分担を行い、PWMインバータ間に流れる横流を抑制し、並列運転の安定化を図る。
請求項(抜粋):
PWMインバータより出力される電力を少なくともリアクトルとコンデンサとから構成される正弦化フィルタを介して負荷に供給し、前記正弦化フィルタから出力される電圧の瞬時値と、あらかじめ定めた出力電圧設定値より導出される瞬時電圧指令値とを一致させるように前記PWMインバータを制御するPWMインバータの制御方法において、前記正弦化フィルタを構成するコンデンサに流れる電流を検出する検出手段を設け、該検出手段によって検出されたコンデンサ電流検出値に基づいて補正量を求め、該補正量によって前記瞬時電圧指令値を補正することを特徴とするPWMインバータの制御方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-178175
  • 特開平4-217872
  • 特開平1-303060

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