特許
J-GLOBAL ID:200903044747731228

領域入力方法およびそれを用いたシミュレーションプログラム生成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-048323
公開番号(公開出願番号):特開平7-262171
出願日: 1994年03月18日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】 計算機に図形または数値シミュレーションのモデルをより少ない手間で入力する方法を提供することにある。【構成】 マウス等を用いて複数の領域の形状、それぞれの領域の物質の名称その他を入力して、これらを形状定義部1012等によりユーザ定義情報901として保持する。形状処理プログラム106は、これらの複数の領域形状の重なり合いを調べ、重なっている部分についてはもっとも上に位置する領域形状の部分領域を採用し、隠れている部分は切り捨てる。各々の部分領域には、利用者がマウス等を介して元の領域に対して与えた材料定数やソース項の情報を付加する。このような部分領域の集合として解析領域を決定する。解析領域の外部境界を抽出する。抽出した解析領域の外部境界の各辺には、利用者がマウス等を介してその辺に対して先に与えた境界条件の情報を付加する。このような解析領域とそれに付随する情報からなる物理モデル情報102を生成する。この情報を用いて、シミュレーションコード変換プログラム103によりのシミュレーションコード104を生成する。
請求項(抜粋):
処理装置と、該処理装置に情報を入力する入力装置と、該入力された情報および該処理装置により生成された情報を表示する表示装置とを有するシステムにおいて、入力すべき領域を指定するための、その領域を表す図形に関する情報と、その領域を占める物質を識別する情報とを含む領域情報を操作者により入力し、該入力された領域情報に基づいて、該領域を、その物質が識別可能なように該表示装置に表示し、他の複数の領域とそれぞれの領域を占める物質に対して、上記入力と表示を繰返し、該繰返しにおいて、後で入力された領域情報が指定する一つの領域が先に入力された少なくとも一つの他の領域情報が指定する他の領域に重畳する部分を有するとき、該一つの領域を占める物質と該他の領域を占める物質とが異なる場合には、該重畳する部分に関しては、該後で入力された領域を優先して表示し、該一つの領域を占める物質と該他の領域を占める物質とが同じで、かつ、該一つの領域が該他の領域に重畳する部分を有するか、もしくは該一つの領域が該他の領域に隣接する場合には、該他の領域を該一つの領域に連結された領域として表示し、該繰返しの後に、該繰り返しの間に入力された複数の領域情報が指定する複数の領域により構成される有効な複数の領域を判別し、該複数の有効な領域のそれぞれを表す図形情報とそれぞれを占める物質を識別する情報とを含む領域情報を生成し、該判別においては、後で入力された領域情報が指定する一つの領域が先に入力された少なくとも一つの他の領域情報が指定する他の領域に重畳する部分を有するとき、該一つの領域を占める物質と該他の領域を占める物質とが異なる場合には、該一つの領域の内、該重畳する部分を無効とし、該一つの領域を占める物質と該他の領域を占める物質とが同じであって、かつ、該一つの領域が該他の領域に重畳する部分を有するか、もしくは、該一つの領域が該他の領域に隣接する場合、該一つの領域と該他の領域とを連続した一つの領域に統合し、該無効および該統合を互いに異なる領域の組みに対して繰返す領域入力方法。
IPC (2件):
G06F 17/00 ,  G06F 17/50
FI (2件):
G06F 15/20 D ,  G06F 15/60 450

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