特許
J-GLOBAL ID:200903044760199179

磁気特性と表面性状が優れた無方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苫米地 正敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-090689
公開番号(公開出願番号):特開平6-279858
出願日: 1993年03月25日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 高い磁束密度を有し、且つ表面性状が優れた無方向性電磁鋼板の製造方法を提供すること【構成】 C:0.0050wt%以下、Si:0.1〜1.5wt%、Mn:0.2〜1.0wt%、P:0.20wt%以下、S:0.010wt%以下、Al:0.004wt%以下若しくは0.100〜0.500wt%、N:0.0050wt%以下、残部Fe及び不可避不純物を含有する鋼を、所定の加熱温度、仕上げ温度で熱間圧延した後、鋼中のSi,Al量により規定される所定の巻取温度で巻取り、酸洗後、軽圧下圧延を圧延方向を逆にして2回実施し、この軽圧下圧延では1回の圧延当りの圧下率を0.5〜3.0%、2回の圧延の合計圧下率を2.0〜5.0%とし、次いで所定の条件で熱延板焼鈍、1回若しくは中間焼鈍を挾む2回以上の冷間圧延、仕上焼鈍を順次施す。
請求項(抜粋):
C:0.0050wt%以下、Si:0.1〜1.5wt%、Mn:0.2〜1.0wt%、P:0.20wt%以下、S:0.010wt%以下、Al:0.004wt%以下若しくは0.100〜0.500wt%、N:0.0050wt%以下、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼を、1050〜1250°Cに加熱した後、750〜880°Cの仕上温度で熱間圧延し、下式を満足する巻取温度で巻取った後、37(Si+Al)+570≦CT≦41(Si+Al)+686但し CT:巻取温度(°C)Si:Si含有量(wt%)Al:Al含有量(wt%)該熱延板を酸洗し、0.5〜3.0%の圧下率で1回目の軽圧下圧延を行い、引続き前記1回目の軽圧下圧延と圧延方向を逆にして0.5〜3.0%の圧下率で2回目の軽圧下圧延を行い、この際、前記2回の軽圧下圧延の圧下率の合計を2.0〜5.0%とし、次いで750°C〜Ac1の温度範囲で30分〜10時間若しくは850°C〜Ac1の温度範囲で30秒〜5分の熱延板焼鈍を施し、次いで1回若しくは中間焼鈍を挾む2回以上の冷間圧延を行い、しかる後700〜900°Cの温度範囲で30秒〜5分の仕上焼鈍を施すことを特徴とする磁気特性と表面性状が優れた無方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/12 ,  H01F 1/16 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/06

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