特許
J-GLOBAL ID:200903044760438700

スプール弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-246463
公開番号(公開出願番号):特開平9-089136
出願日: 1995年09月25日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】コスト上昇を招くことなくバルブスプールの中立位置近傍での制御性の向上を図れるスプール弁装置を提供する。【解決手段】オイルコントロールバルブ(OCV)41は、電磁式アクチュエータ42及びコイルスプリング43によって駆動されるプランジャ44がバルブスプール45を移動させて作動油の流れ方向を切り換える。OCV41のケーシング46はタンクポート46α等を有し、バルブスプール45はランド45α、センターパセージ45β等を有する。センターパセージ45βのほぼ中央部には各ランド45αよりも突出量の小さな環状凸部47が設けられ、センターパセージ45βが第1及び第2のセンターパセージ48,49に区画される。バルブスプール45が中立状態からほんの少し変位したとき、各パセージ48,49内に圧力差が生じ、バルブスプール45は変位方向とは逆方向の力を受け、当該中立位置付近での軸力変化に対するスプール変位量の利得が小さくなる。
請求項(抜粋):
流体圧力源から導かれる流体を導入するための導入ポート及び前記流体を吐出するための吐出ポートを有するケーシングと、前記ケーシング内に移動可能に収容され、前記導入ポートに対応するよう位置しうる環状凹部及び該環状凹部の側部に設けられたランドを有するバルブスプールとを備え、前記ランドの前記吐出ポートに対する相対位置関係によって前記吐出ポートの開度を調整し、当該調整によって前記導入ポートから導入された流体の前記吐出ポートへの流通量を制御するスプール弁装置において、前記環状凹部には、当該環状凹部を第1の環状凹部と第2の環状凹部とに区画するべく、前記ランドよりも突出量の小さな環状凸部を設けたことを特徴とするスプール弁装置。
IPC (2件):
F16K 11/07 ,  F16K 31/06 385
FI (2件):
F16K 11/07 N ,  F16K 31/06 385 C

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