特許
J-GLOBAL ID:200903044772034604

車室側部材のエアバッグドアの構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 憲秋 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-099379
公開番号(公開出願番号):特開平9-263210
出願日: 1996年03月27日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 車室側部材の表皮に薄肉の破断予定部を形成した場合において、該破断予定部が表皮の劣化、収縮により亀裂等の外観不良を生じることなく、しかもエアバッグ膨張時には確実に破断する、新規な車室側部材のエアバッグドアの構造を提供する。【解決手段】 基材21に形成されたエアバッグ展開用開口部22にエアバッグドアの裏面用補強板31が取り付けられ、前記基材および補強板上に発泡体が積層されて、その表面を覆う表皮に形成された薄肉の破断予定部により区画されたエアバッグドアを一体に有する車室側部材において、前記補強板にX字形のスリット32を設けて該スリット間に屈曲可能な片33を形成するとともに、前記スリット位置に合わせて表皮に薄肉の破断予定部をX字形に設けた。
請求項(抜粋):
基材に形成されたエアバッグ展開用開口部にエアバッグドアの裏面用補強板が取り付けられ、前記基材および補強板上に発泡体が積層されて、該発泡体表面を覆う合成樹脂製表皮に形成された薄肉の破断予定部により区画されたエアバッグドアを一体に有する車室側部材において、前記補強板にX字形または十字形のスリットを設けて該スリット間に屈曲可能な片を形成し、前記スリットの略上方位置に前記表皮の薄肉の破断予定部を設けたことを特徴とする車室側部材のエアバッグドアの構造。

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