特許
J-GLOBAL ID:200903044774427310

転がり案内装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 成瀬 勝夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-084282
公開番号(公開出願番号):特開平8-284953
出願日: 1995年04月10日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】ボールを介して案内軸に組みつけられた移動ブロックの前後両端面に一対の蓋体を固定し、かかる蓋体を用いて案内軸のボール転走面からボールを掬い挙げると共に移動ブロックのボール戻し孔に送り込む転がり案内装置において、簡易な構成で蓋体を移動ブロックに取り付けることができると共に、その取付手間を省力化することができ、且つ、移動ブロックが小型化した場合にも蓋体の固定を支障なく行うことが可能な転がり案内装置を提供する。【構成】先端に係止爪51を有する先割れ状の取付ピン5を蓋体4の内側面にが立設する一方、上記移動ブロック3の前後両端面には上記蓋体4の内側面に嵌合する突出部を合成樹脂の射出成形で形成し、かかる射出成形の際に上記蓋体4側の取付ピン5が嵌合する取付孔37を同時成形した。
請求項(抜粋):
ボールの転走面を有する案内軸と、上記ボールを介して転走面と対向する負荷転走面及びこの負荷転走面に対応するボール戻し孔を有すると共に、前後両端面にはこれら負荷転走面とボール戻し孔との間でボールを案内する内周側案内面を備えた突出部が合成樹脂の射出成形によって形成され、上記ボールの転動に伴い案内軸に沿って移動自在な移動ブロックと、上記突出部を覆うようにして上記移動ブロックの前後両端面に固定され、上記案内軸の転走面から掬い挙げたボールを上記ボール戻し孔に向けて円弧状に案内する外周側案内面を備えた一対の蓋体と、中空円筒状に形成れされると共に一端には軸方向に延びる複数のスリットが形成され、また、このスリット側の端部には中心軸に向けて弾性的に変位する係止爪を備え、上記蓋体に立設される取付ピンと、上記移動ブロックの突出部に形成され、上記取付ピンが嵌合すると共にその係止爪が引っ掛かる段部を備えた取付孔と、から構成されることを特徴とする転がり案内装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-079812
  • 特開平3-079812

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