特許
J-GLOBAL ID:200903044777012293

クロック信号再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-348518
公開番号(公開出願番号):特開平11-168456
出願日: 1997年12月02日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】 A/D変換器の動作速度および発振器の発振周波数を従来の半分にする。【解決手段】 A/D変換器8は、入力端子14からの復調データ信号110を、クロック信号12に同期しサンプリングしてデジタル信号9に変換する。そして、発振器制御回路10は、A/D変換器8が出力するデジタル信号9の大きさに応じた制御電圧を発振器4に供給し、デジタル信号9が大きいほど制御電圧5を高くするかあるいは逆に低くするかを信号変化方向検出回路が出力する変化方向信号7にもとづいて切り換える。その結果、発振器4が生成するクロック信号12は、周波数が復調データ信号110のビットレートに相当し、位相が復調データ信号110に対して固定されたものとなり、復調データ信号110から再生されたクロック信号として出力端子122より出力される。
請求項(抜粋):
ビット列信号を入力とするクロック信号再生装置において、前記ビット列信号のビットレートにほぼ相当する周波数で発振し、与えられた制御電圧に応じて周波数が変化するクロック信号を生成する発振器と、前記クロック信号の1周期の間に前記ビット列信号の振幅が大きくなったか小さくなったかを表す変化方向信号を前記クロック信号に同期して出力する信号変化方向検出回路と、前記ビット列信号を前記クロック信号に同期してサンプリングし、デジタル信号に変換するA/D変換器と、前記A/D変換器が出力する前記デジタル信号の大きさに応じた前記制御電圧を前記発振器に供給し、前記デジタル信号が大きいほど前記制御電圧を高くするかあるいは逆に低くするかを前記信号変化方向検出回路が出力する前記変化方向信号にもとづいて切り換える発振器制御回路とを備え、前記発振器が生成した前記クロック信号を前記ビット列信号から再生したクロック信号として出力する、ことを特徴とするクロック信号再生装置。
IPC (2件):
H04L 7/033 ,  H04L 1/00
FI (2件):
H04L 7/02 B ,  H04L 1/00 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-146031

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