不溶化ポリビニルアルコール繊維集合体及びその製造方法

発明者：
出願人/特許権者：
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-111594
公開番号（公開出願番号）：特開2004-316022
出願日： 2003年04月16日
公開日（公表日）： 2004年11月11日
要約：

【課題】アルデヒド類を使用しておらず、毒性や発ガン性の心配がなく、しかも湿気等によって溶解しにくく、各種用途に適用できる不溶化ポリビニルアルコール繊維集合体及びその製造方法を提供すること。【解決手段】本発明の不溶化ポリビニルアルコール繊維集合体は、ポリビニルアルコールがα-ヒドロキシ酸によって不溶化された不溶化ポリビニルアルコール繊維が集合した繊維集合体であり、この繊維集合体は沸騰水浸漬減量率が4%以下である。本発明の不溶化ポリビニルアルコール繊維集合体は、(1)ポリビニルアルコールとα-ヒドロキシ酸とを溶解させた溶解液を調製する工程、(2)前記溶解液を用いて紡糸したポリビニルアルコール繊維を集合させて、ポリビニルアルコール繊維集合体を形成する工程、(3)前記ポリビニルアルコール繊維集合体を加熱することによって、沸騰水浸漬減量率が4%以下に不溶化する工程、によって製造できる。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

ポリビニルアルコールがα-ヒドロキシ酸によって不溶化された不溶化ポリビニルアルコール繊維が集合した繊維集合体であり、この繊維集合体は下記によって定義される沸騰水浸漬減量率(Ra)が4%以下であることを特徴とする、不溶化ポリビニルアルコール繊維集合体。記 Ra={(Mab-Maa)/Mab}×100 Ra:繊維集合体の沸騰水浸漬減量率 Mab:沸騰水に20分間浸漬する前における繊維集合体の質量 Maa:沸騰水に20分間浸漬した後における繊維集合体の質量

IPC (4件)：

D04H1/42 , D01F6/14 , D03D15/00 , D04H1/72

FI (4件)：

D04H1/42 M , D01F6/14 B , D03D15/00 F , D04H1/72 C

Fターム (28件)：

4L035AA04 , 4L035BB06 , 4L035BB08 , 4L035BB32 , 4L035CC05 , 4L035DD13 , 4L035EE04 , 4L035EE05 , 4L035EE07 , 4L035EE12 , 4L035JJ14 , 4L035KK05 , 4L047AA16 , 4L047AA29 , 4L047AB02 , 4L047AB08 , 4L047BA09 , 4L047CB10 , 4L047CC02 , 4L047CC03 , 4L047CC12 , 4L047CC16 , 4L048AA18 , 4L048AA33 , 4L048AA35 , 4L048AB01 , 4L048DA01 , 4L048DA24

引用特許：

出願人引用 (2件)

特開平3-167358
ポリビニルアルコール不溶化物及びその製造方法
公報種別：公開公報出願番号：特願2003-076429 出願人：日本バイリーン株式会社

審査官引用 (1件)

特開平3-167358

前のページに戻る