特許
J-GLOBAL ID:200903044779745255

金属製ガスケット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-111103
公開番号(公開出願番号):特開平9-280110
出願日: 1996年04月09日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 金属製ガスケットにおいて、シリンダーブロックとチェーンケースとの当接面に生じる段差をシールするシール部材を中間板に確実に固定して信頼性を向上させる。【解決手段】 この金属製ガスケットは、カムシャフト駆動用チェーンが走行するチェーンケース孔4に沿ってビード9,10が形成された弾性金属板5,7、チェーンケースとシリンダブロックとの当接面に発生する段差をシールするため、中間板6にシール部材25を配置する孔13を形成し、弾性金属板5,7及び中間板8には、シール部材25の位置する領域を切り取った切欠き部11,12が形成されている。シール部材25に埋め込んで固定した金属板15は、中間板6の取付部21を折返し部14で抱持するように折り曲げられている。
請求項(抜粋):
チェーンケースを取り付けたシリンダブロックとシリンダヘッドとの対向面間をシールするため、燃焼室孔を備えた主シール部とチェーンケース孔を備えた副シール部を構成する金属製薄板から成る金属製ガスケットにおいて、前記金属製薄板は弾性金属板及び前記弾性金属板に接して配置された中間板から構成され、前記弾性金属板にはチェーンケース孔に沿ってハーフビードが形成され、前記弾性金属板及び前記中間板には前記シリンダブロックと前記チェーンケースとの境界部に発生する段差をシールするため前記主シール部に近接した前記副シール部の領域にシール部材を配置する切欠き部がそれぞれ形成され、前記シール部材には前記シール部材を前記中間板に固定するための金属板が取り付けられていることを特徴とする金属製ガスケット。
IPC (2件):
F02F 11/00 ,  F16J 15/08
FI (2件):
F02F 11/00 J ,  F16J 15/08 N

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