特許
J-GLOBAL ID:200903044781119191

自動利得制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 油井 透 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-212551
公開番号(公開出願番号):特開平10-056345
出願日: 1996年08月12日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 送信機において、アナログ/デジタル系ALC回路を複合化することにより、出力波形が安定状態はもとより過渡状態においても安定した出力が得られるようにする。【解決手段】 送信入力を増幅器4で増幅し、その出力の一部を帰還させてAGCの利得を制御することにより送信機の出力を安定化する自動利得制御回路に、アナログ/デジタル系ALC複合回路14、15を組み込む。出力波形が安定状態の時は、制御器11はホールド回路8にホールド信号を送り第2のAGC3の利得を固定してアナログ系ALC回路14を固定状態にすると共に、デジタル系ALC回路15を作動させて広温度範囲にわたって送信機出力を安定化させる。出力波形が過渡状態の時は、制御器11は第1のAGC2の利得を固定してデジタル系ALC回路15を固定状態にすると共に、アナログ系ALC回路14を作動させて即応的に送信機出力を安定化させる。
請求項(抜粋):
送信入力をAGCで制御して増幅器で増幅しその出力に応じて上記AGCの利得を自動的に制御することにより、ほぼ一定の送信出力を得る自動利得制御回路において、上記AGCを第1のAGCと第2のAGCの2段で構成し、第1のAGCに上記増幅器の出力の一部を取り出しデジタル的に処理して得た帰還利得制御信号を帰還させることにより送信出力レベルを制御するデジタル系ALC回路と、第2のAGCに上記増幅器の出力の一部を取り出しアナログ的に処理して得た帰還利得制御信号を帰還させることにより送信出力レベルを制御するアナログ系ALC回路と、該アナログ系ALC回路を構成する第2のAGCに帰還させる帰還利得制御信号を作動によりホールドして、アナログ系ALC回路の利得を固定状態にするホールド回路と、送信出力が不安定状態の時は、デジタル系ALC回路の利得を固定しアナログ系ALC回路を作動させ、送信出力が安定状態の時は、上記ホールド回路を作動してアナログ系ALC回路を固定し、デジタル系ALC回路を作動させる制御器と備えたことを特徴とする自動利得制御回路。
IPC (3件):
H03G 3/30 ,  H03G 3/20 ,  H04B 1/04
FI (3件):
H03G 3/30 B ,  H03G 3/20 A ,  H04B 1/04 E

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